中島裕翔「いま日本で一番クレイジーで尖った映画」6年ぶり主演映画に自信「#マンホール」完成披露

映画
2023年01月18日
「#マンホール」左から)熊切和嘉監督、中島裕翔、

映画「#マンホール」(2月10日(金)全国ロードショー)の完成披露試写会舞台あいさつが、1月17日(火)に開催され、主演の中島裕翔、奈緒、熊切和嘉監督が登壇した。

脚本家・岡田道尚によるオリジナル脚本で、熊切和嘉が監督を務める映画「#マンホール」。第73回ベルリン国際映画祭においてエンターテインメント性や話題性、多様性のある特別作品が選出される「ベルリナーレ・スペシャル部門」として正式招待が決定している。

主人公・川村俊介役を演じるのは、デビュー15周年を迎えたHey! Say! JUMPのメンバーで、「僕らのごはんは明日で待ってる」以来6年ぶりの映画主演となる中島裕翔。川村は“超”がつくほどのハイスペック男だが、結婚式前夜のサプライズパーティーの帰り道にマンホールに落ちてしまい、幸せの絶頂からどん底に転落することに。川村の元カノ・工藤舞役を奈緒、同期社員・加瀬悦郎役を永山絢斗が演じる。

2月10日(金)の公開を前に行われた完成披露試写会で、中島、奈緒、熊切監督が舞台あいさつに登壇。中島は「やっと皆さんに見ていただくことができます。この日をすごく心待ちにしていたのでとても楽しみです。短い間ですが最後までよろしくお願いします」とあいさつ。

「#マンホール」奈緒

奈緒は「この映画の衝撃を味わう仲間が今日増えるんだと思うとすごくうれしいし楽しみです。どうぞ最後まで楽しんでください」、熊切監督は「びっくりするぐらい狭い中で撮った映画ですが、こうして大きな会場で大勢の方に見ていただけることを本当にうれしく思います」と感謝を伝えた。

続けて、中島は「最初にこの作品のお話を頂いた時、どれぐらい出るんだろうと思っていたら、ほとんど僕1人で。ワンシチュエーションに1人だけということにプレッシャーがありましたし、台本を具現化していくことに難儀だなと思うこともありました。でも、演じていく中でよりクリエイティビティに、際限なくアイデアがどんどんいろんな方面へと広がっていって。脚本でめちゃくちゃ面白かったものがさらに膨らんだなと。自分だけ魅せていくということに心配な気持ちもありましたが、いろんな方の力を借りてさらに面白くなりましたし、マンホールの中で画を持たすことができたと言いたいです!」と力強く述べた。

また、マンホール内での撮影については「想像以上に狭かったです。そして、ワンシチュエーションということなので、その中でどれぐらい動けるかというのを監督とディスカッションをして考えていきました」と。奈緒は「収録の時には既にマンホール内での中島さんのお芝居が撮られていたのですが、実際に中島さんとお芝居をさせていただいている感覚があったんです。ドキドキしながら演じさせていただきました」と明かした。

「#マンホール」中島裕翔

イベントでは、本作にちなみ「突然マンホールに落ちてしまったら誰に助けを求めるか」について語り合うひと幕も。中島は「まずチーフマネージャーに連絡しますよね(笑)。それが一通り済んだらやっぱり、メンバーを頼ります。誰か必ず助けに来てくれると信じていますし。グループチャットとか、全員が見られるところにポンっと一斉送信しようかな(笑)」と。

そんなメンバーについては「多分、最初はスタンプとかを送ってちゃかしてくると思うんですよ。“うそだ!”とか。僕はそれにちょっとイライラしつつ“本当なんだよ”と写真を送ったりすると思います。JUMPと会話していると面白くて、くだらないことばかりつぶやいたりしているので、もしかしたら最初は取り合ってもらえないかもしれませんね(笑)」と語り、笑顔を見せた。

一方、奈緒は「今こうして3人で立っていると、実際にそういう状況になったら熊切さんに言いたくなっちゃうと思います(笑)。“映画と同じことが起きてます!”と連絡したくなっちゃいますね」と。しかし、熊切監督は「信じられないですよね…」と返し、中島と奈緒は思わず「信じてくださいよ!(笑)」とツッコんだ。そんな熊切監督は「妻に電話します。信じてもらえないと思いますが(笑)」と語った。

また「突然マンホールに落ちる」というハプニングに備えるべく、持っておきたいものを問われると、中島は「スマホですかね。この映画もSNSを使った脱出劇ということで、主人公がうまくスマホを使っていくんです。僕はHey! Say! JUMPとしてグループのSNSアカウントも開設しているので、そういうのをうまく使ったらここにいるファンの方ら助けに来てくれると思います。絶対助けに来てくれますよね…?」とおねだり。しかし、会場は微妙なリアクションで、不安になった中島は「なんで!?そこすぐに拍手しないと!」とツッコみ、会場を和ませた。

奈緒は「すぐに助けに来てくれるかどうか分からないので、待ってる間のことを考えて…マヨネーズです。すごくカロリーが高くて油分があるので、遭難したけどマヨネーズを食べて生き残ったという人を前にテレビで見たんですよ。なので皆さん絶対マヨネーズです!」とにっこり。中島も「信憑性高いですね。スマホとマヨネーズさえあれば間違いない」と深くうなずいた。

「#マンホール」熊切和嘉監督

さらに、マンホールの“穴”にかけて、今年の抱負を問われた3人。熊切監督は「穴のない脚本作りを」という抱負を掲げ「決して『#マンホール』に穴があるというわけではございません(笑)。映画を撮っているといろいろなことがありますので、ここを目指したいなと思います」と。

奈緒は「スケジュールの穴を大切に過ごす」。「ちょっとした隙間とか、休みの日とか。そういう時間を疎かにしがちだったんです。今年は自分の心と体の健康を第一にしようと思っているので、そういった時間を自分らしく過ごせるようにしたいなと思っています。この間も清澄庭園に行って一人で野鳥を見ていました」。

そして、中島は「アナーキーな役をやりたい」。「恥ずかしいですよ。僕だけダジャレって(笑)。でも、この歳になってようやく本作のようなダークな役ができるようになってきたので、もっとぶっとんだ役にもチャレンジしてみたいなって思うんです。本作でも監督が“汚れていった様はジョーカーみたいにしたいよね”とおっしゃっていて。そういった役にチャレンジできるようなアイドル、俳優になりたいなと思います」と思いを明かした。

最後に、熊切監督は「とにかく99分、飽きさせないような面白いを作りたいというので全力でみんなで頑張って作りました」、奈緒は「こういった面白い新しい映画がここに生まれたこと、そして参加できたことをすごくうれしく思っています。きっと皆さんにも参加していただける映画だと思うので、仲間が増えることを楽しみにしています」と。

そして、中島が「いま日本で一番クレイジーで尖った映画だと思います。ぜひ皆さんにもマンホールの狭い空間に入ったような感覚で見ていただけたら。そして、衝撃のラストが待っています。ご覧になった方は僕らの“共犯者”として、ネタバレ厳禁で一緒に盛り上げていただけたらなと思います」と呼びかけ、イベントを締めくくった。

「#マンホール」中島裕翔

作品情報

「#マンホール」(読み:ハッシュタグ・マンホール)
2023年2月10日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか 全国ロードショー

監督:熊切和嘉
原案・脚本:岡田道尚
出演:中島裕翔、奈緒、永山絢斗 ほか
制作プロダクション:ツインズジャパン
製作幹事・配給:ギャガ

WEB

公式HP:https://gaga.ne.jp/manhole/
公式twitter:https://twitter.com/manhole_movie/
公式Instagram:https://www.instagram.com/manhole_movie/

©2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.

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