伊藤健太郎が2023年春公開の映画「静かなるドン」(全4話/2話ずつ2週連続公開)に主演することが決定。伊藤とスタッフ陣のコメント、劇中カットが到着した。
原作は、「週刊漫画サンデー」で1988~2013年まで連載され、累計発行部数4500万部を突破している新田たつおによる同名人気漫画。伊藤は、昼はサラリーマンの草食系男子、夜は暴力団総長という二つの顔を持つが、カタギで居続けることを願う近藤静也を演じる。
俳優デビュー後、「コーヒーが冷めないうちに」(2018)や「惡の華」(2019)など、話題作に次々と出演し、昨年公開の阪本順治監督作「冬薔薇」では主演を務めた伊藤。本作へは「原作にリスペクトを込めつつ、原作の世界を飛び越えた、令和版、映画『静かなるドン』に期待していただきたいです」と意気込みを語っている。
到着した劇中カットには、暴力団組長の息子でありながら、カタギの道を選び、デザイン会社で普通に働く静也(伊藤)が神妙な面持ちで何かと対峙する様子が映し出されている。
監督は、ミュージックビデオからドラマ『アバランチ』や映画「それでも、僕は夢をみる」など、さまざまな領域で活動している山口健人。ワイモバイル「パラレルスクールDAYS」が海外の広告賞を受賞するなど、新進気鋭の若手監督で、2月3日(金)には最新作「生きててごめんなさい」が公開。ヤクザものの枠に収まりきらない、極道・恋愛・アクション・コメディの三位一体以上のアトラクションムービーの演出に期待が高まる。
さらに、人気シリーズ「日本統一」の本宮泰風が総合プロデュースを務めるとともに、静也を影ながら支える猪首硬四郎役で出演。本宮は「日本人の心の根底にある“弱きを助け強きをくじく”という美徳を、令和の“静ドン”でお楽しみください」とコメントを寄せている。「ネオVシネ四天王」と呼ばれ、Vシネ界を牽引している本宮がどんな姿を見せるのか注目だ。伊藤、本宮、山口監督、原作者・新田たつおのコメントは下記に掲載。
コメント
主演:伊藤健太郎
これまでいろんな俳優さんたちが演じてきたキャラクター作品でもあるので、いい意味で今までとは全く違った「令和」の「静かなるドン」にしたいと思ってます。共演の皆さんも、初めましての方、お久しぶりの方がいらっしゃるので、お芝居を交わすのが非常に楽しみです! 自分も今までに演じたことのない役柄ですし、アクションシーンも1つの見どころだと思います。そして原作にリスペクトを込めつつ、原作の世界を飛び越えた、令和版、映画「静かなるドン」に期待していただきたいです。
総合プロデュース:本宮泰風
物語の根幹となる勧善懲悪を端的に表現できる時代劇と任侠作品。しかし、それらは時代と共に衰退の一途をたどろうとしています。それは昭和に生まれ育った人間としては残念でなりません。そこで、その消えかかった火をともすべく企画されたのが、昭和の名作「静かなるドン」です。この作品を伊藤健太郎君を迎え、ブラッシュアップしてお届けいたします。日本人の心の根底にある“弱きを助け強きをくじく”という美徳を、令和の“静ドン”でお楽しみください。
監督・脚本:山口健人
極道・恋愛・コメディ・アクション! ヤクザものの枠に収まりきらないエンターテイメントがたくさん詰まった作品に仕上がっています。伊藤さんをはじめ、素晴らしいキャスト陣によって令和の時代に生まれ変わった「静かなるドン」をぜひ、お楽しみにしてください。
原作:新田たつお
閉塞感とつまらない現実に、憂さを晴らせるような娯楽作品を期待してます!
あらすじ
関東最大規模の暴力団新鮮組のひとり息子・近藤静也。しかし、彼は「ヤクザなんて嫌い、カタギとして平和に生きたい」と願い、デザイン会社で働き、イマドキの草食系男子として生きている。仕事ができないと怒られながらも、同僚の秋野さんに淡い恋心を抱き、普通に働く毎日。それが静也の幸せだったが、そんな生活が一変する事件が勃発。静也は新鮮組の危機に直面することに。
作品情報
「静かなるドン」
2023年春公開(全4話/2話ずつ2週連続公開)
主演:伊藤健太郎
監督・脚本:山口健人
脚本:吉﨑崇ニ
原作:「静かなるドン」新田たつお(実業之日本社 刊)
製作:英田理志/人見剛史
総合プロデュース:本宮泰風
エグゼクティブプロデューサー:前田利洋/鈴木祐介
プロデューサー:河野博明、丸田順悟
制作プロデューサー:菅谷英一
制作プロダクション:ダブルフィールド/MinyMixCreati部
製作:2023「静かなるドン」製作委員会
配給:ティ・ジョイ
公式サイト:reiwaoutlaw.com
Twitter:@reiwa_outlaw
©2023「静かなるドン」製作委員会