Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔主演、三浦大輔脚本・監督の映画「そして僕は途方に暮れる」(公開中)より、藤ヶ谷演じる主人公・菅原裕一が号泣する姿を写した場面写真が解禁された。
本作は、2018年にシアターコクーンで上演された藤ヶ谷主演、三浦作・演出のオリジナル舞台を、藤ヶ谷と三浦の再タッグで映画化。主人公のフリーター・菅原裕一がほんのささいなことから、恋人、親友、先輩や後輩、家族…と、あらゆる人間関係を断ち切っていく逃避劇を描く。
このたび解禁となったのは、藤ヶ谷が今まで見せたことのないほど全身全霊で演じ切った、主人公の裕一が号泣する場面写真。恋人、親友、先輩、後輩、姉、母、から逃げた裕一は、最後についに父親とも言い合いになり居座っていたアパートを飛び出す。久々に実家に戻ると、姉・香(香里奈)から「皆に言うことあるでしょ」と一喝された裕一は、逃げ続けてしまったことに初めて向き合い号泣。「今、俺変わろうとしてます。なんか、ごめんなさい。なんかでしかないんですけど、なんか俺頑張ろうとは思ってます」と謝罪する表情が切り取られている。
実はこのシーンの藤ヶ谷の演技は、三浦監督が当初考えていた狙いとはやや違っていたという。他のシーンと同様にかなりの数のテイクを重ねていたが、完全に裕一が乗り移ったかのような感情があふれ出す藤ヶ谷の演技に心動かされた三浦監督が、当初のニュアンスを変えてワンテイク目を使用した。
そんな藤ヶ谷演じる裕一のダメっぷりにSNSの感想では「完璧なクズ男になりきっていた」「凄まじい名演技」「クズ男に泣かされた」「あのどうしようもないクズ男は藤ヶ谷くんしか演じられない」と称賛と共に驚きの声が集まっている。さらに本作に対しても「裕一の弱さは自分にもある弱さだ」「理由に共感できる部分があって人間臭さがあってとても良かった」「出来事に身に覚えありすぎてずっと見入ってた」と裕一に共感する反応も続出した。
作品情報
「そして僕は途方に暮れる」
2023年1月13日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中
出演:藤ヶ谷太輔、前田敦子、中尾明慶、毎熊克哉、野村周平/香里奈、原田美枝子/豊川悦司 ほか
脚本・監督:三浦大輔
原作:シアターコクーン「そして僕は途方に暮れる」(作・演出:三浦大輔)
音楽:内橋和久
エンディング曲:大澤誉志幸「そして僕は途方に暮れる」
製作:映画「そして僕は途方に暮れる」製作委員会
制作プロダクション:アミューズ 映像企画製作部 デジタル・フロンティア
企画製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト:https://happinet-phantom.com/soshiboku/
Twitter:@soshiboku_movie
©2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会