3月31日(金)公開の「映画刀剣乱舞-黎明-」より、本予告と本ビジュアル、追加キャストとして秋田汐梨、柳美稀、飛永翼(ラバーガール)、堀内正美、中山咲月らが出演することが解禁。また主題歌がBLUE ENCOUNTの「DESTINY」に決定し、コメントも到着した。
原案は名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞 ONLINE」。全国に刀剣ブームを巻き起こし、2015年にミュージカル化、2016年には舞台化&アニメ化されるなど、人気コンテンツに成長。2019年の「映画刀剣乱舞-継承-」は、興行収入9.5億円のヒットを記録した。
実写映画第2弾となる本作「映画刀剣乱舞-黎明-」にも、主人公の三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切国広役の荒牧慶彦、へし切長谷部役の和田雅成といった主要キャストが続投。そして舞台「刀剣乱舞」でも同役を演じる山姥切長義役の梅津瑞樹、堀川国広役・小西詠斗、一期一振役・本田礼生、小烏丸役・玉城裕規のほか、髭切役・佐藤たかみち、膝丸役・山本涼介らも出演する。
さらに藤原道長役・柄本明、源頼光役・津田寛治、安倍晴明役・竹財輝之助という、日本映画界を代表する実力派俳優陣が脇を固める。
“本能寺の変”にて、刀剣男士たちと織田信長や羽柴秀吉ら戦国武将が絡み合い、衝撃の結末を描き出した前作から一転、本作での戦いの舞台は<現代>へ。995年の大江山で行方が分からなくなった山姥切国広を追い求め、三日月宗近らは2012年へやって来ることに。
そんな物語をさらに盛り上げる追加キャストが明らかになった。現代での三日月たちの活動を手助けし、“仮の主”となった高校生・琴音を演じるのは、雑誌「Seventeen」の専属モデルを務めるほか、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』『彼女、お借りします』で注目を集めた秋田汐梨。
同じく“仮の主”役として、『動物戦隊ジュウオウジャー』で女優デビュー後、実写「賭ケグルイ」シリーズやNHK夜ドラ『あなたのブツが、ここに』といった話題作に出演している柳美稀。
さらにお笑いコンビ・ラバーガールの飛永翼や、前作でも審神者(さにわ)を演じ反響を呼んだ堀内正美も共演。源頼光により討伐された恨みから山姥切国広に呪いをかける酒吞童子役として、『中学聖日記』で連続ドラマに初出演し、『仮面ライダーゼロワン』にてその存在を知らしめた中山咲月が抜てきされた。
解禁された本予告映像は、西暦2205年から、藤原道長らが生きた995年、そして2012年の現代と、あらゆる時代が映されるとともに、渋谷のスクランブル交差点に「時間遡行軍」が侵略してくる衝撃のカットから始まる。
「どうやってこの時代へ!?」「こんなにも堂々と仕掛けてくるとは…」と、至るところに現れる時間遡行軍に戸惑いを隠せない刀剣男士たち。そして互いの剣を交える三日月宗近と山姥切国広の姿。さらに山姥切長義も加わり、三つ巴の戦いを繰り広げる。〈仕掛けられた罠〉と〈仲間の裏切り〉とは何か。「歴史も友もすべて消えてしまう」という三日月のせりふとともに、謎の黒い影に包まれ次々と倒れていく刀剣男士たちの姿には、どんな意味があるのか。
併せて、刀剣男士10振りが夜明けの天空から舞い降りるビジュアルも解禁された。ダイナミックなVFXシーンや流麗なる殺陣、気迫に満ちた俳優陣の演技など、前作より遥かにスケールアップした本作は、3月31日(金)の公開初日からMX4D、4DXでの上映も決定している。
なお、主題歌はBLUE ENCOUNTの書き下ろし楽曲「DESTINY」に決定。刀剣男士たちの激しいアクションや表情と共に流れ出す楽曲は、本作のドラマをよりエモーショナルなものへと仕上げてくれている。
ボーカルとギターを担当する田邊駿一は本楽曲に関して、「登場する方々の迫力あるせりふ回しやつばぜり合う刀の響き。私はこの時点でこの作品に恋をしました。全ての登場人物が自分の運命と戦っているその生きざまに。まどろこしいことは何もありません。今回、この作品への楽曲を書けた原動力はその恋心だった気がします。男士(おとこ)の漢(おとこ)に敬意を込めて、私も負けぬように運命という名の旋律を紡ぎました」と、作品からあふれる刀剣男士たちの生きざまからインスピレーションを受けて作り上げたことをコメント。
ムビチケカード型前売券も<ティザーver.>と<メイン ver.>、さらにメインの刀剣男士の<キャラクター別ver.(10種)の、合計12種類が発売されることに。<ティザーver.>は昨年11月に解禁されたティザービジュアルのもので、2月3日(金)より劇場限定で発売開始。第2弾の<メイン ver.>は、3月3日(金)より劇場ほか、プレイガイドなどで発売予定となっている。<キャラクター別 ver.>の全10種はアニメイト限定で、事前予約は2月3日(金)より、店頭と通販サイトにて受付開始。
主題歌発表に寄せたBLUE ENCOUNT田邊、耶雲哉治監督、エグゼクティブ プロデューサー/原作プロデューサー・小坂崇氣(でじたろう)のコメント全文は下記に掲載。
「映画刀剣乱舞-黎明-」本予告映像
コメント
主題歌担当:田邊駿一(BLUE ENCOUNT)
恋をした。一人ひとりの所作に、一人ひとりの人柄に、そして一人ひとりの運命に。
最初にいただいた本編の映像は編集前の仮の状態。故にその映像に音楽などはほとんど入っていなかった。そこに存在したのは登場する方々の迫力あるせりふ回しやつばぜり合う刀の響き。私はこの時点でこの作品に恋をしました。
全ての登場人物が自分の運命と戦っているその生きざまに。
まどろこしいことは何もありません。今回、この作品への楽曲を書けた原動力はその恋心だった気がします。男士(おとこ)の漢(おとこ)に敬意を込めて、私も負けぬように運命という名の旋律を紡ぎました。
あなたに届きますように。
監督:耶雲哉治
「明日へとつながる希望」を感じる曲に。これが、私から映画主題歌への唯一のリクエストでした。
しかし、出来上がってきたのは私の要望を遥かに超えた美しく強くはかなく壮大な世界観の曲「DESTINY」。
映画の物語をさらに深くするのはもちろん、楽曲それ自体にも深い物語を感じさせる。
この素晴らしい主題歌に出会えた運命に本当に感謝です。きっと、これからも、いつまでも、千年先も愛され続けることでしょう。
エグゼクティブ プロデューサー/原作プロデューサー:小坂崇氣(でじたろう)
「刀剣乱舞 ONLINE」は多くのお客さまにプレイいただいたおかげをもちまして、2023年1月に八周年を迎えることができました。この場をお借りしてあらためて御礼申し上げます。
八周年を記念してお届けする「映画刀剣乱舞-黎明-」は、新型コロナ感染拡大による未曾有の状況の中で本格的に企画が走り出しました。コンテンツにできることとは何かを常に考えていたように思います。私たちは日々、学校で、家庭で、職場で、さまざまな場所で、誰しもが懸命に戦っています。そのような誰かを少しでも元気にさせることができるのは、同じく懸命に戦う姿かもしれない。そう考えて、「刀剣乱舞」を作り始めました。
本作でもそれを大切に踏襲しながら、戦う仲間に現代の人々が加わります。「平安」から千年の時を越えての「現代」への出陣を、東宝さんが目標とされていた、「刀剣乱舞」をご存じなくても楽しんでいただけるエンターテインメント映画にすることを、耶雲監督をはじめ出演者や多くのスタッフが思いを込めて実現くださっていると思います。ぜひ「刀剣乱舞」の世界の入口としてご覧いただければと思いますし、これもまた「刀剣乱舞」の可能性の中の一つとしてお楽しみいただけますと幸いです。
作品情報
「映画刀剣乱舞-黎明-」
2023年3月31日(金)全国ロードショー
出演:鈴木拡樹 荒牧慶彦 和田雅成 梅津瑞樹 佐藤たかみち 山本涼介 定本楓馬 小西詠斗 本田礼生 玉城裕規
秋田汐梨 中山咲月 柳美稀 飛永翼/津田寛治 堀内正美 竹財輝之助/柄本明
原案:「刀剣乱舞 ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS)
監督:耶雲哉治
脚本:小橋秀之 鋼屋ジン
音楽:遠藤浩二
主題歌:BLUE ENCOUNT「DESTINY」(Ki/oon Music)
©2023 「映画刀剣乱舞」製作委員会/NITRO PLUS・EXNOA LLC
公式サイト:touken-the-movie.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/toukenthemovie
#映画刀剣乱舞