3月24日(金)に公開される池川侑希弥(Boys be/関西ジャニーズJr.)の初主演映画「雑魚どもよ、大志を抱け!」より、物語の起爆剤となる小林(坂元愛登)と明(蒼井旬)のキャラクター紹介と新規場面写真3点が解禁された。
「百円の恋」「アンダードッグ」(脚本)、「喜劇愛妻物語」(脚本・監督)、2023年秋のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(脚本)の足立紳監督が、自身の小説「弱虫日記」(講談社文庫)を映像化する本作。昭和の終わりごろ、ある地方の町で育つ小学6年生男子たちの葛藤と前進、出会いと旅立ちを描く。
主人公・高崎瞬(池川侑希弥)は、がんの手術で片方の乳房をなくしたロうるさい母・佳子(臼田あさ美)と多くを語らない父・作郎(浜野謙太)の下で育った、やんちゃな男子。親友には、犯罪歴のある真樹夫(永瀬正敏)を父に持つ隆造(田代輝)や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野(岩田奏)など、さまざまなバックボーンを抱えながらも明日を夢見る少年たちがいた。子供同士のシビアな権力争いやいじめを前に、友達を守るため、そして大嫌いな自分と訣別するため、瞬は勇気を振り絞る。
主人公となる7人の小学生男子の中でも強烈なキャラクターを放つのが、瞬、隆造、トカゲ、正太郎の4人組、そして新しく仲間になった西野の中に、突如転校生として登場する小林。小学生でありながら、常にサングラスをかけてエアガンを持ち歩き、火のついていないタバコをふかす。その風貌、行動はまさしく異彩。そんな小学生らしからぬ小林を演じるのは、石川慶監督「ある男」(22)で、安藤サクラの息子役に抜擢された坂元愛登。
そして、ツッパリ中学生“政ちゃん”にカツアゲした金を上納して舎弟分として笠を着る明。明役に命を吹き込んだのは、白石和彌監督「孤狼の血 LEVEL2」(21)で、鈴木亮平演じるヤクザの少年時代を演じ、李相日監督「流浪の月」(22)では広瀬すず演じる主人公の過去に影響を与える孝弘役を演じた蒼井旬。
その明が、西野からカツアゲをしていることが発覚。さらに、ヤンキー中学生“政ちゃん”から直接の呼び出しが掛かることに。この問題に、瞬、隆造、トカゲ、正太郎は、どう立ち向かうのか。その時、転校生で武闘派気取りの小林は、一体誰に付くのか。
そして新たに、小林がサングラスをかけ、エアガンを片手に登場するカット、明の一派と学校でもサングラス姿の小林のカット、ツッパリ中学生“政ちゃん”と対峙する隆造のカットの3点の場面写真が解禁された。
作品情報
「雑魚どもよ、大志を抱け!」
2023年3月24日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開
出演: 池川侑希弥(Boys be/関西ジャニーズJr.)、田代輝、白石葵一、松藤史恩、岩田奏、蒼井旬、坂元愛登
臼田あさ美、浜野謙太、新津ちせ、河井青葉/永瀬正敏
原作:足立紳「弱虫日記」(講談社文庫)
監督:足立紳(「喜劇愛妻物語」「14の夜」)
脚本:松本稔/足立紳(「百円の恋」「アンダードッグ」)
音楽:海田庄吾(「百円の恋』『喜劇愛妻物語」)
主題歌:インナージャーニー「少年」(鶴見river records)
製作幹事: 東映ビデオ
制作プロダクション:the ROOM
制作協力:岐阜県飛騨市
配給:東映ビデオ
公式サイト:https://zakodomoyo-movie.jp/
©2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会