映画「トランスフォーマー/ビースト覚醒」(8月4日(金)全国公開)の等身大立像お披露目イベントが8月1日(火)に開催され、中島健人(Sexy Zone)、仲里依紗が登壇した。
2007年にマイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮によって記念すべき1作目が製作され、空前の大ヒットを叩き出した「トランスフォーマー」。同シリーズは、全6作品の世界累計興行収入が48億4700万ドル(約6494億円 ※1ドル130円換算)を突破し、まさにハリウッドを代表する記録的大ヒット超大作となった。
待望の最新作にして、新シリーズの幕開けとなる「トランスフォーマー/ビースト覚醒」の公開直前・8月1日(火)に、等身大立像のお披露目イベントが開催。日本を代表する繁華街“新宿・歌舞伎町”に、高さ6メートルと4メートルに及ぶ等身大トランスフォーマー“オプティマスプライム”“オプティマスプライマル”が上陸。夏を迎え、にぎわうシネシティ広場に2体がそびえ立った。
そして、本作の日本語吹替版キャストで主人公・ノア役を務める中島健人、ヒロイン・エレーナ役の仲里依紗が登壇。まず、巨大な等身大像を前に中島は「小さい頃からのファンでしてニューヨークでこのモニュメントを見て、さらにあのときの感動が歌舞伎町に舞い降りるという素晴らしい瞬間を目の当たりにしています。歌舞伎町もタイムズスクエアも、ビーストが占拠しているというこの事実にすごく喜びを感じます」と。仲も「私はトランスフォーマーの大ファンなので、プライムとプライマルに挟まれる…というちょっとデジャヴな体験ができて、しかも“ここ、日本なんだよな”と思うとすごくうれしいです」と笑顔を見せた。
2人は6月、ニューヨークで開催されたワールドプレミアに参加しカーペットを歩いたが、その際2人のファッションにも注目が集まった。そんな話題を受けて、中島は「プレミアのときはシャツを着ずに裸にシックな黒のジャケットという“ネイキッド・ビーストスタイル”で行ったんです。結構自信満々だったんですけど、里依紗さんの衣装が日本のメディアのみならず海外のメディアからも注目を受けていて。あらためてビースト衣装を身にまとう里依紗さんの迫力が、ニューヨークでの一番の思い出かもしれません」と。
仲は「自分でも“なじんでるな、ここの場所と”と思いました。シルエットがロボットっぽいなという感じであの衣装を選んだんですけど、本当にいろいろなメディアの方に“その衣装はどこのだ”と質問をいただけてうれしかったです」と振り返った。
そんな2人は今回のイベントにも華やかなファッションで登場。中島は「ニューヨークがシンプルなスタイルだったので、今日は鮮やかな花柄でちょっと“サファリ・ビーストモード”というか。劇中でプライマルが出てくるのが自然の中なので、アースカラーを意識したコーディネートになっています。撮ってください!」とアピール。
また、登場時にはブラックの毛皮もまとっており「プライマルのゴリラを意識していたので、自分たちの作品への愛が衣装を通しても伝えられることができたらいいなと思っています」と語った。一方、仲は「タイムズ・スクエアで着たあの衣装がものすごく発光していたので、ニューヨークの虫たちを呼びつけたんです。今回は多分、虫は寄ってこないかもしれないなと思ったので、あらかじめ虫たちをまとっています」とジョークを交えつつ、昆虫の柄をあしらったワンピース&アクセサリールックを披露した。
さらに、ニューヨークプレミアでのエピソードも。「プレミアが終わった後、アフターパーティにチームで参加したんですけど、里依紗さんが思いのほかダンシングしていなかったのでびっくりしました」と中島。仲は「私は逆に、思いのほかダンシングされていたので“おお〜”と。すごいですよ、東京ドームの最前列みたいな感じでした!(スタッフが作る)円の中で踊られていたんです(笑)」と。中島は「12月にドームをやるので早めのリハをニューヨークでやってみました」とほほ笑んだ。
今作の吹き替え版出演について、中島は「もう原作ファンとしてただただ夢がかなった瞬間でした。3歳の頃から『ビーストウォーズ』という作品を愛していたので、二十数年後にハリウッド化して、その吹き替えをやっているんだということに本当に感動がありました。試写の段階で、自分の中のビーストが覚醒したなと、そういう感覚になりましたね」と。
仲も「私は自車をバンブルビーにしているくらい『トランスフォーマー』が大好きなんです。だから、今回声優のお話をいただいて携われたことがまず本当にうれしかったですし、ニューヨークプレミアに行って実際に監督だったりいろんな方にお会いしてお話を聞けたというのが、自分史上最強レベルのうれしさでした」と歓喜。
そして、イベントでは眠っている2体の等身大立像を覚醒させるコーナーも。2人による流ちょうな英語でのカウントダウンに合わせて像の目に光が宿り、勢いよくスモークが噴出。さら、主題歌であるSexyZoneの「Try This One More Time」がかかると、中島は「めちゃくちゃテンション上がる!すげえ!」と大興奮。「歌舞伎町、盛り上がっていますか!」とコンサートさながらのコールで会場を盛り上げた。
最後に、中島が「個人的にも大ファンの作品にこうして携わらせてもらったということが心から幸せです。『トランスフォーマー/ビースト覚醒』はこの夏ナンバーワンのアトラクションムービーになっていると思います。今までの映画では得られなかったワクワク、ドキドキを劇中のビースト戦士たちとぜひとも楽しんで、自分の心の中の楽しさをより覚醒させていただけたらなと思っています。この夏、最高のトランスフォームに期待しています」と。
仲も「『トランスフォーマー』はいつも息子と見に行ってたので、今回自分が大好きな作品、そして息子も大好きな作品を一緒に見に行けることが本当にうれしいなと思います。本当に最近暑いじゃないですか。異常気象ですけどそういうときの家族でのお出かけって映画館が一番いいと思うんです。ご家族で見るのにぴったりな映画になっているし、まさにアトラクション感覚で楽しめる映画だと思っています。ぜひ劇場で何度も見てほしいです」とアピールし、イベントを締めくくった。
作品情報
「トランスフォーマー/ビースト覚醒」
2023年8月4日(金)より全国公開
監督:スティーブン・ケイブル・Jr.
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ、スティーブン・スピルバーグ、マイケル・ベイ
出演:アンソニー・ラモス、ドミニク・フィッシュバック
吹替キャスト:中島健人(ノア役)、仲里依紗(エレーナ役)、玄田哲章(オプティマスプライム役)、子安武人(オプティマスプライマル役)
配給:東和ピクチャーズ
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