安藤サクラが主演を務め、山田涼介(Hey! Say! JUMP)が共演する映画「BAD LANDS バッド・ランズ」(9月29日(金)全国ロードショー)より、新たな場面写真3枚が解禁された。
第151回直木賞を受賞した「破門」や、「後妻業」などで人間を突き動かす欲望を描いてきた作家・黒川博行による重厚な傑作小説「勁草」(読み方:けいそう)を「検察側の罪人」や「関ケ原」など数々の話題作を手掛けてきた名匠・原田眞人監督が映画化した本作。
主演を務めるのは、映画「百円の恋」(14)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、昨年公開の「ある男」(22)では最優秀助演女優賞を受賞し、今年のカンヌ国際映画祭で現地の話題をさらった「怪物」(23)でも絶賛された安藤サクラ。そして「燃えよ剣」以来、2度目の原田監督作品の参加となるHey! Say! JUMPの山田涼介が共演する。
本作が初共演となる安藤と山田が演じるのは、特殊詐欺を生業とし、社会の最底辺に生きる姉弟・ネリとジョー。金髪に黒いキャップ姿が印象的なネリは、安藤が原田監督と話し合いながら作り上げたキャラクター。撮影現場での安藤は、本番前に独自の発声をして喉をほぐしたり、柔軟体操のように体を動かしたりしながらコンディションを整えていたそうで、それを目にした原田監督は劇中のネリの言動として採用。安藤も「監督はその場で思いついたことをも味方につけて演出されるので、どんなハプニングや出会いがあっても楽しめるように、監督の発想に対応できるよう常に“漂っている”状態でいることを、一番大切にしていました」とコメント。
一方、黒い革ジャンがトレードマークのジョーは、ネリの前ではかわいげのある表情を見せるも、姉のいないところでは一転しサイコパス全開で狂気に満ちた表情を見せるのが魅力的なキャラクター。山田は「自称“サイコパス”なんですけど、ネリ姉といるときはどこかかわいい弟でありたいなという思いが、常に頭の中にあって。かわいいけど危ない人、みたいな。美しいものには毒があるじゃないですか(笑)。脚本からジョーのバックグラウンドを想像したりもしましたね。漢字の読み書きが苦手なのに、数字にだけ異常に強いのは、小さい頃から悪さばかりしてきたからだろうなとか。そういうところは大切に演じようと思っていました」と、演じる上で意識した点を語っている。
作品情報
「BAD LANDS バッド・ランズ」
2023年9月29日(金)全国ロードショー
出演:安藤サクラ、山田涼介
生瀬勝久、吉原光夫、大場泰正、淵上泰史、縄田カノン、前田航基
鴨鈴女、山村憲之介、田原靖子、山田蟲男、伊藤公一、福重友、齋賀正和、杉林健生、永島知洋
サリngROCK、天童よしみ/江口のりこ/宇崎竜童
監督・脚本・プロデュース:原田眞人
原作:黒川博行『勁草』(徳間文庫刊)
音楽:土屋玲子
配給:東映/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画公式HP:https://bad-lands-movie.jp/
映画公式X(旧Twitter):@bad_lands_movie
映画公式Instagram:@bad_lands_movie
©2023「BAD LANDS」製作委員会