山田涼介が“危うさ”と“いとおしさ”で新境地「BAD LANDS バッド・ランズ」新場面写真解禁

映画
2023年09月16日
「BAD LANDS バッド・ランズ」

安藤サクラが主演を務め、山田涼介(Hey! Say! JUMP)が共演する映画「BAD LANDS バッド・ランズ」(9月29日(金)全国ロードショー)より、新たな場面写真2枚が解禁された。

第151回直木賞を受賞した「破門」や「後妻業」などで人間を突き動かす欲望を描いてきた作家・黒川博行による重厚な傑作小説「勁草」(読み方:けいそう)を「検察側の罪人」や「関ケ原」など数々の話題作を手掛けてきた名匠・原田眞人監督が映画化した本作。

主演は、映画「百円の恋」(14)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、昨年公開の「ある男」(22)では最優秀助演女優賞を受賞し、今年のカンヌ国際映画祭で現地の話題をさらった「怪物」(23)でも絶賛された、安藤サクラが務めている。

このたび、「燃えよ剣」(19)で沖田総司を演じて以来、2度目の原田眞人監督作品参加となる山田涼介の新たな場面写真2点が解禁された。映画初出演を果たした「映画 暗殺教室」(15)で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、さらに映画「グラスホッパー」(16)で日本映画批評家大賞新人男優賞、2017年には「ナミヤ雑貨店の奇蹟」と「鋼の錬金術師」でキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞するなど、近年俳優としての活躍も目覚ましい山田。

等身大で親しみを感じやすい青年からファンタジー要素の強い漫画作品の実写化まで幅広くこなす表現力で、本作では特殊詐欺に手を染めることでしか生きていくことのできない“持たざる者”の危うい姿をリアルに演じている。一方で、血がつながらないながらも唯一の家族であるネリ(安藤サクラ)を心のよりどころにし、愛し守ろうとする、どこか憎めない“愛くるしい弟像”も同時に表現。この2つの軸の絶妙なバランスによって、魅力たっぷりのジョーというキャラクターが誕生した。

「BAD LANDS バッド・ランズ」

出演が発表された際には、原田監督の「沖田総司が現代によみがえったらこうなるのではないか、というコンセプトの下、山田涼介に参加してもらいました。沖田以上に切なく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました」というラブコールとも言えるコメントも話題に。本作で見せる俳優としての新境地に、大きな期待の声が寄せられている。

そんな山田は「燃えよ剣」の撮影時にはかなわなかったような原田監督や共演者とのコミュニケーションのとり方ができたことを明かし「前回はとにかく緊張していたんですけど、今回は役どころもメインだったので、自分から積極的にアドリブを考えて提案しました。そういうことを求められるのは、ちゃんと役者として見てもらえている感じがしてうれしかったですね」と、自身が描き出したジョーという役どころに自信を覗かせている。

今回が初共演となった安藤も「ネリからはジョーを必要以上に近づかせないよう牽制するせりふが多いけど、ネリが言葉で何かを投げかけると、山田君が必ずそれをキャッチして投げ返してくれるんです」と、山田に対し絶大な信頼を寄せている。

また、先日の完成披露試写会では「山田涼介と“ジョー”は、映画の歴史に残る役との出会いだと思う」と大絶賛。安藤との抜群の相性で生み出されたネリとジョーのバディ感は、苦しいほどにリアルで切なく、そして愛しく美しい見応え抜群の143分を描き出している。

作品情報

「BAD LANDS バッド・ランズ」
2023年9月29日(金)全国ロードショー

出演:安藤サクラ、山田涼介
生瀬勝久、吉原光夫、大場泰正、淵上泰史、縄田カノン、前田航基
鴨鈴女、山村憲之介、田原靖子、山田蟲男、伊藤公一、福重友、齋賀正和、杉林健生、永島知洋
サリngROCK、天童よしみ/江口のりこ/宇崎竜童
監督・脚本・プロデュース:原田眞人
原作:黒川博行『勁草』(徳間文庫刊)
音楽:土屋玲子
配給:東映/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画公式HP:https://bad-lands-movie.jp/
映画公式X(旧Twitter):@bad_lands_movie
映画公式Instagram:@bad_lands_movie

©2023「BAD LANDS」製作委員会

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