映画「怪物の木こり」(12月1日(金)公開)より、主演の亀梨和也と三池崇史監督が参加した「シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」の特別映像が公開された。
原作は、2019年第17回「このミステリーがすごい!大賞」を受賞した同名小説(倉井眉介/宝島社文庫)。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生。次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰。しかし二宮は、犯人をも上回る狂気のサイコパスだった。
犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なストーリー、その驚がくの結末とは。ぶっ飛んだ設定と意表を突く展開が連続する衝撃作が“超刺激サスペンス”として映画化する。
監督を務めるのは、世界中に熱狂的ファンを持つ鬼才・三池崇史。そして、目的のためには手段を選ばず殺人すらいとわない狂気のサイコパス弁護士・二宮彰を亀梨和也が演じる。
本作は10月5日~15日にかけてスペインで開催された「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」に出品され、亀梨と三池監督が映画祭に参加。このたび、そのすべてに密着した「シッチェス・カタロニア国際映画祭編」の特別映像が公開された。
スペイン・シッチェスの地に降り立った亀梨と三池監督。これまでにも同映画祭に招待されている三池は「フレンドリーですよね。招いて一緒に楽しもうというそういう雰囲気ですが、映画好きが集まっているので、シビアな目線というのもありますよね」と同映画祭の雰囲気を亀梨にレクチャー。
これには亀梨も「ドキドキ、ワクワク!」と世界初の上映を控える中、緊張の面持ちを見せつつも「存分に楽しみたいと思います!」とすぐに笑顔を見せた。
上映前日には、映画祭開催でにぎわうシッチェスの街を歩いて回った2人。亀梨は「どこを見ても画になる」と感動を隠し切れない様子で、「楽しみにしていたので、YouTubeとかでシッチェスを調べて(笑)。今まさにそこにいる! という感じですね」と裏話をぽろりとこぼす場面も。
映画祭のスケジュールを記す大きな看板の前ではしっかり足を止めて内容を確認。「すごい…!」と感嘆の声を漏らし、これからの映画祭への参加をさらに実感した様子を見せた。
そして動画は映画祭の本番へ。まず行われたフォトコールでは、美しい海を臨む背景抜群のロケーションであるフォトスポットで、亀梨と三池を写真に収めようと詰め掛けた現地のたくさんのカメラマンを前に羽織っているジャケットを脱いで見せるなどさすがの存在感を魅せた亀梨。
三池も続いてジャケットを脱ぐと、正面に「祭」と書かれたインナーの黒いTシャツの背中から、なんとカタカナで「シッチェス」の文字が。2人の抜群のサービス精神には現地カメラマンからも大歓声が沸き、にぎやかなフォトコールとなった。
フォトコール後、いよいよ会見を目前にした三池は「ここまで来たら会場に突っ込むしかない」と意気込みをコメント。一方の亀梨はまさに会見場に入る直前、「行ってきます!」と会場の入り口でカメラに手を振って応えた貴重な様子が収められている。
その後もレッドカーペット、プレミア上映前の舞台挨拶など、現地の大熱狂の様子が続く本映像。チケットが即完売となった1200席の観客を前に、亀梨がスペイン語で見事に挨拶をする様子や、満席の会場で観客とともに写真に映る様子なども見ることができる。
また、誰よりも早く本作を鑑賞したシッチェスの観客たちの生の声も到着。「亀梨さんの演技はとても深くてたくさんの感情を伝えてくれたよ」「サスペンス要素がある衝撃的な映画で驚かされた」など、観客たちからの絶賛の声が続き、三池が冒頭「シビアな目線もある」と語っていたシッチェスの目が肥えた映画ファンにも、「怪物の木こり」は見事に爪痕を残す結果となった。
「怪物の木こり」シッチェス・カタロニア国際映画祭 特別映像
作品情報
「怪物の木こり」
2023年12月1日(金)劇場公開
出演:亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、柚希礼音、みのすけ、堀部圭亮、渋川清彦、染谷将太、中村獅童
原作:倉井眉介「怪物の木こり」(宝島社文庫)
監督:三池崇史
脚本:小岩井宏悦
音楽:遠藤浩二
主題歌:SEKAI NO OWARI「深海魚」(ユニバーサル ミュージック)
製作・配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:kaibutsunokikori.jp
公式Twitter:@kaibutsukikori
©2023「怪物の木こり」製作委員会