JO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥がメインキャストを務める「逃走中 THE MOVIE」（7月19日（金）公開）より、現場レポートが到着。メイキングカットと新規場面写真も解禁された。
フジテレビ系列のバラエティ番組『逃走中』が、20周年の節目に映画化決定。賞金総額1億円超、参加総数1000人の史上最大級かつ命懸けのゲームが描かれる。
ゲームの鍵を握るメインキャストのJO1・川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICS・佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥ら6人が演じるのは、高校時代の陸上部仲間として熱い友情で結ばれていたが、とある理由によりバラバラになってしまった若者たち。メインキャストとして参加するに当たって、6人それぞれが大きな喜びや驚き、心躍る感情に包まれながら撮影に挑んだようだ。
2024年2月、春のような暖かさに包まれた快晴の中、本作はクランクイン。6人の陸上部時代のシーンからスタートし、翌日からは早速、大規模に開催される「逃走中」へそれぞれが参加する撮影へと移っていく。
JO1とFANTASTICS、両グループメンバーの競演シーンは今作ならではの要素であり、最大の見どころの1つ。互いが競演に心躍らせ、リスペクトを寄せ合う中で撮影が進んでいった中、緊迫感あふれるシーンも。
代表的なのが、大和（川西）と譲司（佐藤）の再会シーン。互いに過去の出来事を引きずり、わだかまりのある中での突然の再会の場面とだけあって、西浦正記監督からもハイレベルな要求が。
川西から佐藤へ「なんでここに!?」と言うせりふでは、「怒りだけでなく、悲しみも含めた表情を出してほしい」。加えて、「『無視かよ』のせりふでは逆に乱暴な感じを出してほしい」と細やかなオーダーが入る。
何度も自身の芝居を映像でチェックするなど、試行錯誤を繰り返しながら真摯に取り組む姿勢が印象的だった川西。
それに対して、とある出来事が原因で突然姿を消した元部活仲間という訳ありな役柄を演じる佐藤も、「立ち姿を少し猫背にしたり、しゃべり方を工夫するなど、過去と現在で別人のようになってしまった譲司を表現しようと、監督とも事前にたくさん話して取り組んだ」と語る通り、変わり果ててしまった譲司を表現すべく、細部までにこだわりをもって取り組んでいた。
スケールの大きさも今作の注目ポイントの1つ。東京23区全域を舞台にした参加総数1000人の史上最大規模の「逃走中」ということもあり、東京ドームでの撮影も敢行。川西と佐藤はとある場面で東京ドームの端から端までおよそ約130メートルを全力疾走。2人の走りを見ていた監督・スタッフ・トレーナーからは絶賛の声が。
ほかにも東京ドーム内・外を使用し、さまざまな撮影を実施。撮影を終えた瀬口が「何より東京ドームっていうシチュエーションがやっぱりすごいなって思いましたし、あの場を貸し切って撮影したっていうのが今後の人生でなかなかないような体験になったなと思います」と語る通り、キャスト陣にとっても貴重な経験となったようだ。
その後、各シーンの撮影においてもおのおのが試行錯誤を繰り返しながら粘り強く取り組んできたようで、瑛次郎（中島）が涙を流すシーンで中島が感情の持っていき方に苦悩していると、監督から「考える時間をあげるから気持ちの部分をまず作ったほうがよい」とアドバイスが。監督と入念に相談しつつ、10分ほどかけて気持ちを作り撮影に挑んでいた。
「逃走中」が命がけのゲームと化した後、「生贄ゲーム」を行う緊迫感あるシーンでは、キャストスタッフ一同張り詰めた空気の中での撮影となった。
そういった緊張感あるシーンの撮影経験がなかった木全は、監督へ積極的に質問しては教わったポイントを台本へメモして、インプットする姿勢がとても印象的だった。また、自主的にせりふの掛け合いを練習するなど、人一倍ベストな芝居を模索しながら取り組んでいた。
撮影を通して、せりふの表現の仕方や体の動かし方、お芝居のタイミングなどをキャストたちに事細かに説明しながら撮影を進めていた西浦監督。たとえキャストが疑問に思うことがあっても、まずは本人たち自身に考えさせ答えを導き出させるための道筋を作り出していた姿が印象的だった。
そんな監督に対してキャスト陣も、「アドバイスがすごい的確でしたし、時々一緒にふざけてくれたりすることもあって、どこか優しいお父さんのような存在でした」（木全）、「いいところはちゃんと褒めてくださいますし、本当に寄り添ってくれる人だと思います」（金城）、「素直に監督のご意見を言ってくださるし、逆に自分の希望もしっかり受け止めてくださって、お互い高め合ってやらせてくださった」（瀬口）と語っており、撮影を通して強固な信頼関係が築き上げられていったようだ。
おのおのが役に向き合い撮影に取り組む真摯な姿勢が見られる中、JO1・FANTASTICSメンバー間の雰囲気は非常に良く、空き時間には「写ルンです」を使用してお互いの写真を撮り合うなど、仲むつまじい様子も目撃されていた。撮影中に監督から「どんだけ仲良しなんだよ(笑)」とツッコミが入れられていたというエピソードからも、充実した撮影ぶりがうかがえる。
それぞれに異なる魅力を放ち第一線で活躍を続ける、JO1とFANTASTICSのメンバーたち。夢の競演が実現し、彼らは一体どのような活躍と化学反応を魅せてくれるのか。
「『逃走中』ファンの方も、逃走中をまだ知らないという方も楽しめる、スリルを味わえる作品になっています」（川西）、「見て後悔はさせません！ ぜひ、『逃走中』の映画を楽しんでいただければと思います」（佐藤）と、メンバーたちもそれぞれ自信をみなぎらせている。
作品情報
「逃走中 THE MOVIE」
2024年7月19日（金）全国ロードショー
監督：西浦正記
脚本：青塚美穂
製作：フジテレビジョン 東映 FNS27社
制作プロダクション：FCC
配給：東映
公式サイト：http://tosochu-movie.com
公式X：＠tosochu_movie
©2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
