アーティストが思い出深い名曲を独自のアレンジで届ける音楽番組『The Covers』。10月24日(日)放送回のゲストは、カバーアルバムがロングヒット中の宮本浩次。番組でも多くの名曲カバーを披露し話題を呼んできた宮本だが、今回は“心に沁みる!歌姫の名バラード”を、フルコーラス&生演奏でカバーする。
1曲目は、中島みゆきが作詞作曲を手掛けた昭和の名バラード、柏原芳恵の「春なのに」。小林武史率いるバンドにストリングスを交え、切なくも情感あふれる劇的な世界を、宮本ならではのパフォーマンスで届ける。優しく、そして柔らかな歌いだしにギュッと心をつかまれ、ラストに向けて切実に“春を願う”絶叫の世界へ。一瞬たりとも目が離せない“宮本浩次劇場“全開のパフォーマンスは必見だ。
2曲目は、平成の大ヒットバラード、宇多田ヒカルの「First Love」。こちらは広いスタジオにたった一人、ハイスツールに腰掛ける宮本が、エレキギターの弾き語りでフルコーラスを大切に歌い紡ぐ。幻想的な世界観の中、宮本の歌とギターの音色が繊細に響き渡る。
そして、番組ラストで届けるのは宮本の今が詰まった最新ナンバー「浮世小路のblues」。エレファントカシマシとして、そしてソロとして。これまでと今、そしてこれからをも内包した宮本浩次にしかできないナンバーを、閃光が走る魅惑の光世界の中で華麗にパワフルに舞い、歌う。
さらに、スタジオでは“宮本浩次節”全開の魅惑のトークを繰り広げるほか、秘蔵ショットも公開する。
番組情報
『The Covers』
BSプレミアム/BS4K
2021年10月24日(日)後10・50~11・19
©NHK