大みそかに放送の『第72回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか)の曲順と、新たな見どころが発表された。
今年の『紅白歌合戦』のテーマは「Colorful〜カラフル〜」。去年から続く新型コロナの影響で、なんとなく彩りの欠けた日々や景色が当たり前に。こんな時代だからこそ、2021年最後の夜は世の中を少しでも「カラフル」に彩りたい、との思いが込められているという。“アーティストの個性と全ての色が最高に輝く舞台”を目指している。
そんな今年の『紅白』の曲順が発表された。全体のトップバッターを務めるのは、「明け星」を披露するLiSA。白組のトップバッターは郷ひろみの「2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-」で、大トリでは紅組のMISIAが「明日へ 2021」を披露し『紅白』を締めくくる。
また、見どころが新たに発表された。まず、今年のオープニングVTRを手がけるのは東京2020パラリンピック開会式の映像ディレクターを務めた牧野惇と、テレビドラマの劇中曲や企業のCMの数々を手がける作曲家の上水樽力。これまでに多くのCMを世に送り出してきた名コンビが『紅白』でもタッグを組み、テーマ「Colorful〜カラフル〜」を象徴的に表現する。
そして「夜明けをくちずさめたら」を披露する上白石萌音は、YouTubeでも大人気のクラシックピアニスト“Cateen(かてぃん)”こと角野隼斗と共演。角野のピアノ演奏によるスペシャルバージョンを届けていく。
さらに、三山ひろしの歌唱シーンで行われるけん玉世界記録チャレンジには、今年も芸能界のけん玉自慢が登場。これまでに全てのチャレンジに参加しているDJ KOOをはじめ、ぺこぱ・松陰寺太勇、ムックらが緊急参戦。果たして史上初となる2年連続記録達成は成されるのか。
また、歌手活動40周年を迎えた薬師丸ひろ子は「Woman“Wの悲劇”より」を東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で届ける。指揮は下野竜也で、ピアノ演奏とオーケストラアレンジを松任谷正隆が手がける。豪華コラボレーションによる演奏は見逃せない。出場歌手の曲順は次ページを参照。