12月31日(金)放送の『第72回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか)のリハーサルが行われ、乃木坂46の遠藤さくら、齋藤飛鳥、生田絵梨花、秋元真夏、山下美月が囲み取材に応じた。
今回で7回目の出場となる乃木坂46は「きっかけ」を披露する。まず、グループを代表して秋元が「私たち乃木坂46は今年で結成10周年を迎えました。私たちにとってもすごく大事なこの年に、7回目の『紅白』に出場させていただけるということで、いろんな思いを持って臨まなければいけないなと思います」と。
続けて「『きっかけ』は私たちにとっても、ファンの方にとっても思い入れのある曲なので、その気持ちを見ている方にしっかりと届けて、ここから歩んでいくはじめの一歩になったらいいなと思います」とあいさつした。
今回の『紅白』がグループとして最後のステージになる生田は「今回、私はピアノで伴奏させていただくんですけど、演奏をしているといつもみんなとパフォーマンスしているのとは違って、結構客観的に見られるんです。グループでは最後、そしてここから巣立っていくんだなというのを感じながら、大切に歌えたらなと思っています」と意気込みを語った。
また、そんな生田について遠藤は「一緒に披露できるのは紅白が最後なのですごく寂しい気持ちが大きいんですけど、生田さんにとってすてきな最後のステージになるように努めたいなと思うので、精いっぱい頑張りたいです」と。
斎藤も「10年間一緒に頑張ってきたので、最後の最後にこうしてピアノを弾いてもらってという演出を作っていただいたのもすごくうれしいです。『うちの生田、すごいんだぞ』というのを見せつけていただければ」と話し、生田は「優しい、みんな…」と感激していた。
秋元は「いくちゃんとは本当にたくさんの思い出があって寂しい気持ちはあるんですけど、努力家過ぎる生田絵梨花が最後は、メンバーとかいろいろなしがらみを気にせずにステージを楽しめるように、私たちが盛り上げたいなという思いが強いです」と。
山下は「私は乃木坂に加入する前から生田さんが『紅白』のステージに立っている姿をテレビの前で見ていたので、こうして最後のステージに一緒に立たせていただけてすごくうれしいです。来年は後輩としてグループを引っ張っていかないといけないので、生田さんの背中を見て、学べるステージにもしたいなと思います」と語った。
最後に、今年一年を表す漢字を問われ、秋元が「10周年というのもありますし、いろんな世代につないでいきたいという思いもありますので『繋』という字がいいかな」と。「10年間でつないできたものを、後輩にここから先へつないでいってもらいたいという思いもありますし、そこからまた新しいものに変えて新たな風を吹かせてほしいな」と強い思いを明かした。
『第72回NHK紅白歌合戦』は「Colorful〜カラフル〜」をテーマに、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1で12月31日(金)に放送される。
番組情報
『第72回NHK紅白歌合戦』
NHK総合・BS4K・BS8K・ラジオ第1
2021年12月31日(金)後7・30~11・45(※中断ニュースあり)
公式ホームページ:https://nhk.jp/kouhaku
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