Day3
最終日公演に先駆け、3月13日の昼間に行われた会見で、2年3か月ぶりのツアーとその開幕祭となった3日間のドーム公演について、「ステージに立つことが生きがいなので、“やっと!”という気持ちがあります」と白濱。片寄も「ツアーを経てより力をつけていきたいですし、一つひとつの公演を大事にしていきたい」と語る。
開幕祭をさらに豪華にしたのは、日替わりで登場した多くのゲストたちだが、これまで2日間のゲストを振り返って数原は、「初日はEXILEの皆さんに来ていただいたんですけど、ずっと追いかけ続けている存在なので自分たちのショーに来てもらえて感慨深いです」と。
片寄は「2日目のMATSUさんとのコラボはすごく印象的でした。僕たち自身、デビューのときからずっと可愛がっていただいたので、お互いグッとくるものがありました」と口にする。最終日となるこの日も、豪華ゲストが多数登場した。
GENERATIONSによる本編終了後、ゲストコーナーのトップバッターとして登場したのは初日に出演したSPiCYSOL。「Beautiful Sunset」「Coral」を披露し、数原とKENNYの透き通ったハーモニーを再び聴かせる。
すると、白濱と劇団EXILE総出演のJAMプロジェクトで青柳翔が演じる「横山田ヒロシ」がきらびやかなサンバ衣装で登場し、「ヒロシ・デ・アミーゴ」で明るくにぎやかなステージを作る。同じく劇団EXILEの八木将康のソロプロジェクト・CRAZY四角形は、小澤雄太をパフォーマーに「WANAWANA」を披露。小澤がアクロバティックなパフォーマンスを披露し、重低音のビートに乗せて八木が歌い上げた。
続いてCrazyBoyが登場すると、「PINK DIAMOND」をクールに歌い上げてステージを熱くする。GENERATIONSによって「Lovers Again」が1コーラス歌唱された後には、CrazyboyがRemixバージョンで引き継ぎ、この日ならではのコラボレーションを。
さらに、CrazyboyがJP THE WAVYを呼び寄せ、共に「DoCoDeMoDooR」のリリックを紡ぐと、FULLCAST RAISERZと佐野、メンディーのパフォーマンスでJP THE WAVYの「I WANT ONE」へ。「WAVEBOY」では、畳みかけるようなリリックとパフォーマーのステップの融合で魅了した。
JP THE WAVYが歌った「GOOD VIBES ONLY」の中盤では、EXILE SHOKICHIが登場する。続いてSHOKICHIと片寄、数原によって「Angel」が披露され、「Fly Away」「GOING ON」とEXILEの楽曲をともにパフォーマンス。
そして、しっとりと「LA・LA・LA・LOVE SONG」(久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL)、「THE ONE」(EXILE SHOKICHI)と続き、クライマックスへ。3人のボーカルの伸びやかな声が、幻想的に溶けていった。
最後は、中央から四方に伸びたステージから大きく手を振り感謝を伝えながら、GENERATIONSのメンバーのみで「DREAMERS」をパフォーマンス。穏やかな幸福感に包まれながら、開幕祭を締め括る。超豪華ゲスト陣に囲まれ、そしてなによりファンに支えられた3日間となった。今年11月にデビュー10周年を迎える、GENERATIONSのさらなる活躍に期待が高まる。
公演情報
「GENERATIONS LIVE TOUR 2021 “WONDER SQUARE ”」
2022年3月26日(土)・27日(日)長野・長野ビッグハット
2022年6月11日(土)・12日(日)青森・盛運輸アリーナ(青森県栄スケート場)
2022年6月17日(金)~19日(日)三重・三重県営サンアリーナ
2022年6月24日(金)~26日(日)神戸・ワールド記念ホール
公式HP:https://www.ldh.co.jp/management/generations/