DEEP SQUAD初のワンマンツアー完走!TAKA「幸せを分け合いながら夢に向かって歩んで行ければ」

音楽
2022年03月31日
DEEP SQUAD

DEEP SQUAD初のワンマンツアー「DEEP SQUAD LIVE TOUR 2022 “D’PARTURE” 〜Episode 0〜」のファイナル公演が、3月30日にKT Zepp Yokohamaで開催。当日のレポートが到着した。

2021年12月15日にリリースした1stアルバム「D’PARTURE」を引っさげての今回のツアーは、同アルバムと同じく「Intro 〜Night flight〜」で幕を開ける。美しいハーモニーを聴かせると、その流れのまま「We’re back」へ。

宇原雄飛が「横浜ー!」と叫んだり、KEISEIが客席を煽ったり、最初からフルスロットル。「Get With You」では初となるダンスパフォーマンスも披露。6人が歌って踊る姿は新鮮で、DEEP SQUADならではの新しい一面を見せた。

「皆さん、改めましてDEEP SQUADです! 今日は一緒に最高の思い出を作りましょう。最後まで楽しんでいってください。Clap your hands!」と宇原があいさつをすると、客席からのクラップとともに「Just The Way You Are」がスタート。

メンバーたちは観客1人ひとりの顔を確かめるように、1階席から2階席の隅々まで見渡しながら美声を響かせ、「変わりゆくもの変わらないもの」ではテクニカルなハーモニーをこれでもかと見せつけた。

ここで改めてメンバー1人ひとりから自己紹介とあいさつを。「横浜がファイナルです。僕の気持ちは桜が散りそうなくらい悲しいんですけども、皆さんの心に桜が咲けばいいですね。あんまり僕、こういうの上手くないんで(笑)」(KEISEI)、「僕たちにとっては初めてのツアーで、すでに汗だくになるくらい気合い入りまくっています!」(比嘉涼樹)、「声が出せない状況ではありますが、手を使って皆さんの心の声を感じさせてください」(TAKA)と呼びかける。

続いて、「大阪で始まり、名古屋で(盛り上がりが)超えてきたんですけど、今日は名古屋を超えられますか! 最高にライブを楽しみたいのでよろしくお願いします」(杉山亮司)、「(ファイナル公演を)一番盛り上げたいので、今日は最後まで一緒に最高の思い出を作りましょう」(宇原)。

さらに「今日という1日は今日しかないので、皆さんと最高の思い出を作りたいなと思います。皆さんが声を出せない分、僕らが精一杯歌っていきたいと思いますので、最後まで楽しんでいってください」(YUICHIRO)と、メンバー1人ひとりの個性が見えるメッセージを届けた。

DEEP SQUAD

すると、宇原が「(LDHの)ホームタウンの中目黒も桜が咲き誇っていていい感じなんですけども、そんな春にぴったりな曲をお届けしたいと思います」と次の曲に行く準備をする。メンバーがリングライトをピンクに変えるように観客にお願いするも、色が変わっていないリングライトを見つけた杉山が、「ピンクにしない方はどういった了見で?」とツッコミを入れて笑いを生む一幕も。

「アカペラでこの曲をお届けしたいと思います」と始まったのは、yamaの「春を告げる」のDEEP SQUAD流ピアノカバー。深みのある6声が重なることで、まるで情景が浮かんでくるようだ。

その後は「SORA〜この声が届くまで〜」「君じゃない誰かなんて〜Tejina〜」「あなたが迷わずに」「そんなことキミに言えない」「2words」とバラード曲が続き、会場を至極のハーモニーで包み込む。それだけではなく美しいユニゾンやファルセット、次々と変わっていくフォーメーションなども盛り込まれており、耳でも目でも楽しめるステージが繰り広げられた。

ここで一度、暗転。再び照明が点くと3本のマイクスタンドが用意されており、宇原、杉山、比嘉がOriginal Loveの「接吻」のカバーを披露。マイクスタンドを使った振りとともに、色気を感じさせる大人なパフォーマンスを見せる。

続いては、DEEPとして長年活動をしてきたTAKA、YUICHIRO、KEISEIの3人によるパフォーマンスコーナーへ。K-Ci & JoJoの「Tell Me It’s Real」のカバーでは、第一声から圧倒的なハーモニーのハマり具合と広がりで魅了。

続けて、「Lost Moments〜置き忘れた時間〜」「For you〜blue tears〜」とCOLOR時代の代表曲を披露する。「For you〜blue tears〜」では感極まったKEISEIが涙を見せ、その後のMCで「僕、途中(涙が)ダダ漏れしちゃいました」と明かす場面も。

DEEP SQUAD

そして、「振りを真似してもらえればと思います」と始まったのは、今回のツアーで初披露となる、4月13日(水)にリリースする7thシングル曲「Gimme Gimme」。全員がクラップや振り付けをしながら、会場が一体となっていく。ラップパートもクールな「Deja Vu」でさらに盛り上がると、「YOLO」で再びダンスパフォーマンスへ。観客も一緒に踊る姿が見られ、メンバーたちも笑顔を見せていた。

「まだまだ盛り上がっていきましょう!」という宇原の言葉で飛び出したのは、「Good Love Your Love」。ステージを移動しながら客席に手を振ったり、合図を送ったり、楽しそうにファンと交流をしていたメンバーたちの姿が印象的だ。

あっという間にラストの曲になり、「心の中で一緒に歌ってください」と始まった「AMAZING DAYS(DEEP SQUAD meets EXILE TETSUYA)」では、リングライトが白一色となり、ハッピーな空間が広がっていった。

アンコールに応えてツアーTシャツに着替えたメンバーたちが再び姿を現し、「Day Dream Fantasy」が始まる。サビでタオルを回したり、間奏を使ってプレゼントコーナーを設けたり、お楽しみ要素が盛りだくさん。

同公演はHuluストアでも配信されており、メンバーそれぞれが寄せられているコメントをうれしそうに読むなど会話の渋滞が起きていたが、そのワイワイしたMCも彼ららしさになっていたのではないだろうか。

会場全員で記念撮影をすると、「Gimme Gimme」のカップリングでYUICHIROが作詞を手掛けた「ヒトリゴト」を初披露。さらに、DEEP結成10周年に制作した「SING」を心を込めて届ける。

DEEP SQUAD

ここでTAKAから「DEEP SQUADは、皆さんに寄り添っていくグループとして活動していますが、これからも音楽やエンタテインメントを通して幸せを分け合いながら夢に向かって歩んで行ければと思います」と。

「1、2、3と繋げていけるように『〜Episode 0〜』と掲げさせていただいていますので、まだまだ夢半ば、夢の途中です。もっと高みを目指してその場所にたどり着けるようにこれからも頑張っていきたいと思います」と語りかけ、「夢の途中」へ。じんわり温かく会場を包み込みつつ、心に刺さるような歌声とハーモニーを届け、ツアーファイナル公演に幕を下ろした。

確固たるスキルとともに、新たな姿を見せてくれたDEEP SQUAD。公演前の取材で、TAKAは「DEEPとして活動していた時よりも若い世代のファンが増えたのは、僕たちの世代と雄飛たちのニュージェネレーションが合体したからこそ。これからはもっと幅広い層へアピールしていけたらと思います」と語っていたが、メンバー全員で化学反応を起こし続けることで、それもすぐに実現するのだろう。そう感じさせてくれる、可能性にあふれたDEEP SQUADの姿を示すライブツアーだった。

配信情報

「DEEP SQUAD LIVE TOUR 2022 “D’PARTURE” 〜Episode 0〜」
Huluストアで独占見逃し配信中

見逃し配信:〜2022年4月6日(水)後11・59まで
販売期間: 〜2022年4月6日(水)後9・00まで
チケット料金:特典映像付き 3,500円(税込)/一般 2,500円(税込)
特典映像内容:本番終了後のメンバーによるアフタートーク

詳細はこちら:https://news.hulu.jp/deep-squad-live-tour-2022-dparture-episode-0/

WEB

公式HP:http://www.deep-ldh.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/deep_squad_official
公式Twitter:https://twitter.com/deepsquad_jp

この記事の写真

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