大みそかに放送の『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合 午後7時20分~11時45分)のリハーサルが行われ、乃木坂46の秋元真夏、齋藤飛鳥、梅澤美波、久保史緒里、山下美月、与田祐希、遠藤さくら、賀喜遥香が囲み取材に登壇した。
今回で8年連続8回目の出場となる乃木坂46は「裸足でSummer」を披露する。この楽曲は、年内でグループ活動を終了する1期生の齋藤飛鳥が初の表題曲センターに抜てきされた2016年リリースの夏ソング。齋藤の卒業を祝う明るいステージが準備されている。
2022年は5月に10周年記念ライブ「乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE」を日産スタジアムで開催した乃木坂46。秋元は「今年の5月に10周年のバースデーライブを行わせていただいたんですけど、そこから勢いをつけてこの一年やってきたので、その最後にこの舞台にまた立つことができてメンバー一同うれしく思っています。そして何より齋藤飛鳥ちゃんの卒業がありますので、同期として私も全力で背中を押して、旅立つ姿を見届けたい」と紅白への思いを語った。
リハーサルを終えた心境を聞かれた齋藤は、「みんなでステージに立てているっていうことが本当にうれしいですし、すごく大切なことだと思うので、私はそれをしっかりかみしめて。あとはみんながキラキラできるように。最後の年末に見てくださる皆さまにキラキラをお届けできるすごくありがたい機会だと思うので、来年からも乃木坂がこんな感じでキラキラなんだろうなって思いながら皆さまに見ていただけるように、とにかく楽しく明るくできたら」と意気込みを。
そんな先輩のラスト紅白に、3期生の山下が「飛鳥さんの背中を見ることも残り少ないって思うと本当に寂しい気持ちでいっぱいですが、乃木坂にたくさんの力をくださった偉大な先輩なので最後の最後まで目に焼き付けて。こんなにきゃしゃなんですけど、背中はとっても大きく見えるので、飛鳥さんの意思を私たち後輩が引き継いでいけたら」と話すと、4期生の遠藤も「もちろん寂しさもすごくありますけど、さっき飛鳥さんが『キラキラを届けたい』とおっしゃっていたので、私たちも飛鳥さんの言うとおりいっぱいキラキラ輝いて、最後のステージを終えられたら」と明るく語った。
「グループとしての2022年を漢字一文字で表すと?」という質問に、梅澤は「飛」と回答。「さっきキャプテンの秋元さんと一致したんですけど、“飛”がぴったりな一年だったんじゃないかなと思っていて。それこそ日産スタジアムでのライブも成功できたり、全国ツアーも新しく加入した5期生と回って、全国回れる箇所も増えたりとかして。すごくみんなが力をつけたし、グループの絆も深まったと思いますし、個々にもすごく活躍できた一年だったんじゃないかなと。それから飛鳥さんの漢字でもあるのでぴったりなんじゃないかなと思います。飛鳥さんどうでしょうか?」と話し、齋藤が「“飛”び立たせていただきます」と照れながらコメントした。
『第73回NHK紅白歌合戦』は「LOVE & PEACE -みんなでシェア!-」をテーマに、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1で、2022年12月31日(土)に放送される。