大みそかに放送の『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合 午後7時20分~11時45分)のリハーサルが行われ、BE:FIRSTが囲み取材に応じた。
今回が『紅白』初出場となるBE:FIRSTは「Shining One」を披露する。まず、グループを代表してRYOKIが「今年初めて出演させていただきます、BE:FIRSTです。僕たちはデビューして間もないのですが、このような機会を設けていただいたことを心から感謝しております」とあいさつ。
続けて「今年の『紅白』のテーマには“シェア”とありますが、日本の音楽のエンターテインメントを僕たちだけじゃなく、他のアーティストさんたちと共に皆さんに届けられるような1日にできればいいなと思っております。全力でパフォーマンスさせていただきます」と意気込みを語った。
リハーサルを終えた心境を問われると、SOTAは「分かってはいたのですが、興奮と緊張があふれ出してきたので、楽しみという純粋な気持ちから使命感というか、初出場でしっかりBE:FIRSTらしい音楽を届けたいなということをすごく考えました」と明かした。さらに、パフォーマンスについて「確実にレベルアップという形でお届けできると思うので、ぜひ楽しみに待っていただけたら」と。
また、RYOKIは「今回の『紅白』では、普段は僕たちもいち視聴者として愛させていただいているようなエンターテインメントの場面にご一緒させていただくという夢の時間もあります。これは『紅白』ならではなのかなと思います」と期待を膨らませた。
さらに、会見にはBE:FIRSTをプロデュースしたSKI-HIも同席。MANATOは「社長(SKI-HI)とはいつもステージ前などにお話をするんですけど、タイミング的に年末ですし、1年ずっと走ってきたっていうのもあるので、1年の集大成を(見せられたら)、そして『紅白』で初めて見ていただく方も多いと思うので、自分自身の本来のパフォーマンスができればと、みんなで話しました」と。そんな言葉を受けて、SKI-HIはメンバーたちに「ここまできたら最後は楽しんでくれれば最高だなと思います」と声をかけた。
また、今年一年について、SOTAは「本当に走り抜けてきたような一年で、その一つ一つを毎日かみ締めてきたんですけど、夏に出演した『BMSG FES』では“BE:FIRSTが完成したな”と感じるものがありました。その日に年末のこの景色も、メンバー一同初めて想像することができてきたので、9月、夏の折り返しのタイミングで素晴らしいステージに立てたというのはすごく大きかったです」と。
また、RYOKIは来年の活動について、「個人のアーティシズムというものが最大限に発揮されたいち人間が、7人集まったのがBE:FIRSTだと思っています。なので、これからそれぞれの活動や幅がたくさん広がっていくのかなと思いますし、それを7人がチームに持って帰ってきて、今後の活動や音楽の視野をもっと広げていけるような活動を続けていければなと思います」と抱負を述べた。
最後にLEOが「初」という漢字一文字でグループの2022年を総括。「ロックフェスやアルバム、全国ツアー、そして『紅白』出場と、本当に初のことが多くありました。この言葉が僕たちに合う1年だったなというふうに思います」と振り返った。
『第73回NHK紅白歌合戦』は「LOVE & PEACE -みんなでシェア!-」をテーマに、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1で、2022年12月31日(土)に放送される。