大みそかに放送の『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合 午後7時20分~11時45分)のリハーサルが行われ、Snow Manが囲み取材に応じた。
2年連続2回目の出場となるSnow Manは「ブラザービート~紅白みんなでシェー!SP~」を披露する。「ブラザービート」は、今年の3月に公開された映画「おそ松さん」の主題歌。
初出場の2021年はNHKホールが改修工事中で東京国際フォーラムで開催されたため、NHKホールでの紅白は初めてとなるSnow Man。初めにリーダーの岩本照が「2度目の紅白歌合戦ですが、NHKホールでやるのは初めてなので、新鮮な気持ちを、大事な瞬間をとにかく楽しみに。今からみんなでわくわくしています」と意気込みを語った。
リハーサルを終えて目黒蓮は「紅白ならではの演出といいますか、テレビの前の皆さんともやりたいこのポーズ(『おそ松さん』の“シェー”ポーズ)があるので、すごく今から楽しみにしています」と笑顔を見せた。
さらにSnow Manは特別企画「ディズニースペシャルメドレー」の「ジャンボリミッキー!」のステージにも登場することが発表されているが、そのステージについて聞かれると、向井康二が「情報漏れてますね! もう発表されてる!?」と笑いを誘った。そして、ラウールが「つい先ほどリハーサルを終えまして、すっごい楽しかったよね。テレビの前でも楽しんでいただけると思うので、一緒にジャンボリーしちゃいましょう! とってもかわいくできました」と話すと、目黒が「それは俺らが言うから」、佐久間大介が「そんなラウールもかわいい」とつぶやき、ラウールが「ありがとね」と返すほほ笑ましいやりとりも。
また、ミッキーマウスに会って一番興奮していたのは宮舘涼太だと明かし、宮舘は「僕ミッキー大好きなんです。ミッキーに会って久しぶりに足をバタバタさせてしまったので、本番は冷静に落ち着いて、ミッキーと共に皆さんに夢のステージを届けられたらなと思います」と語った。
そして話題はドラマ『silent』で目黒の母親役を演じた篠原涼子も紅白に出場するということに。目黒は「まだお会いしてないんですけど、現場でご一緒させてもらったときに楽しみだねというお話はしていただいたので、本番もお会いできることを楽しみにしています」とコメントした。
最後に「2022年を漢字一文字で表すと?」という質問に9人がそれぞれ回答。向井が「それは漢字一文字で“断”る、すみません。断ります。次の質問いいですか!?」と会場を沸かせると、目黒が「断るんじゃないよ」とツッコみ、向井が「いや、あのこれ昨日から考えてましたよ」と返すというひと幕も。
佐久間は「“声”ですね。声優としてテレビアニメに出させてもらったり、個人のラジオも始まったりとか、声を使うお仕事をたくさんやらせていただいたので、来年もたくさんそういうお仕事できたらいいなと。これをきっかけにNHKさんでナレーションをやれたらいいなと思います」とアピールすると、渡辺翔太が「ちょっと割り込んでいいですか? 僕も“声”って言おうとしてたんですよ。さっくん(佐久間)は声優のお仕事とかだったんですけど、ライブでお客さんが声を出せるようになって、デビューしてライブで初めてお客さんの歓声が聞けたっていう意味も込めて」と話した。
岩本は「“繋”です。今年はSNSをとおしてたくさんの方とつながらせてもらった一年でした。直接お会いして心がつながるっていう部分もそうですし、メンバーとライブ前に円陣を組んだりというのも含めて、たくさんいろんな人たちとつながれた一年だったなと思います」と。続けて深澤辰哉は「“己”という字を。僕一人でお仕事するとき、ほんとに緊張してしまうんですけど、なんか今年は自分らしくお仕事に取り込めたのかなというのと。自分の知らない自分をメンバーが教えてくれたなっていう年でもあって。あらためて自分を見直せる年になったので。僕はライブの衣装でダボダボした服を着てしまうんですけれど、ラウールから『ふっかさん(深澤)絶対細いの似合うと思うよ』って言ってくれて、ライブの衣装を今回全部ラウールにお任せして作ってもらったんですよ。そしたらファンの皆さんから『今回すごいいいです!』ってコメントがすごくて。俺ってこんなにスタイル良かったんだなと、ラウールのおかげで気づきました」とにっこり。
ラウールは「“伸”かなと。9人それぞれいろんな分野で力を伸ばせたっていうのもありますし、僕個人的に『ちょっとまた背が伸びたんじゃない?』って言われることが多くて。自分では止まったって思ってたんですけど、この前採寸したらすごく伸びてたんで。股下が…会見では100センチって言おうかなって思って。ほんとは99センチだったんですけど(笑)」と打ち明けた。
阿部亮平は「“松”でお願いします。『おそ松さん』から始まったこの『ブラザービート』を紅白という場で歌うことができるのもすごいうれしいですし。あと松って縁起が良くて。葉っぱが広がっていくように、個人の魅力もグループとしての魅力も広がっていった年になったのではないかなと思います。皆さまにとってもSnow Manが松みたいな存在になれたら」と話すと、佐久間が「キャスターみたいだね! そういうお仕事やったほうがいいよ」と声を掛けた。
目黒は「僕は“成”ですかね。個人的にもお芝居だったり、『舞いあがれ!』も出させていただいて。いろんなことを学べて少しは成長できたのかなって思えるような一年で。グループとしてもツアーを完走できたりとか、いろんなジャンルの曲にチャレンジして成長があった一年だったかな」と振り返った。
そして向井はあらためて「正直阿部ちゃんとかぶってたんで今考えてます…。“麹(こうじ)”で! Snow Manも私、向井康二(こうじ)もいい感じで発酵したかなというふうに思いますから」と話すと、目黒が「ちょっと焦るな、大丈夫大丈夫」となだめる場面も。
続けて宮舘が「“舘”で」と向井と同じく自分の名前に掛けた漢字を挙げ、「Snow Manと共にお仕事させていただいたりとか」と話すと、向井が「え、Snow Man じゃなくて“with”の人やったの?」とツッコミを入れ会場をざわつかせた。
そして宮舘が「若干会場がザワザワしております。Snow Manとしてお仕事させていただいたのもそうですし、個人としてもお仕事をさせていただいて、『舘様(だてさま)』と呼ばれることが増えました。あとはですね『舘』という漢字を大変間違える方が多いので。これを機に覚えていただいて。舘ひろしさんと同じですと」と語ると、向井が「たちさま!?」とツッコみ、ラウールが「きっと来年もこれ“舘”でしょうね」とコメントし、会場は笑いに包まれた。
『第73回NHK紅白歌合戦』は「LOVE & PEACE -みんなでシェア!-」をテーマに、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1で、2022年12月31日(土)に放送される。