大みそかに放送の『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合 午後7時20分~11時45分)のリハーサルが行われ、郷ひろみが囲み取材に応じた。
今年の『紅白』で35度目の出場となる郷ひろみ。フォトセッションでは「僕が寅年とかだったらこれ(ジャケットの中にデザインされた寅を見せるしぐさ)ができたんですけどね。今日は真っ黒なんです(笑)」と報道陣とコミュニケーションを取りつつ、豪快なポーズを大量にサービスした。
まず、「あっという間に12月31日が近づいてきて、今年もこれで締めくくれると思えること自体がすごくありがたいなと思っています。今年は4曲のメドレーになるんですけど、精いっぱい歌わせていただきます」とあいさつ。
今回の『紅白』では、郷の出場回数・35回が白組最多となる。「でも、実は毎年違うんですよね。もちろん歌う曲も違うし、自分の心理面を考えても、毎回のステージが違う。そして、僕がパフォーマンスするにあたり、いろんな方が力を貸してくれるんですよ。本当にありがたいことだなと思っています。だから、毎年出場させていただいても、自分としては全然違う。そんな思いで毎回臨んでいます」と明かした。
また、今回のステージについて「昭和、平成、令和を駆け抜けてきたので、その時代を象徴するような歌をお送りするんです。歌っていて思うのは、素晴らしい作家の方たちが手がけている楽曲なので、メドレーといえども一曲一曲が残るなと。それを皆さんには存分に感じてほしいなと思います」と伝えた。
そして、今年一年を振り返り「4月からスタートしたツアーが8か月間に及ぶ60ステージ。それが終わって12月、また新たなツアー、そして12月26日の日本武道館は、本当に締めくくるのにふさわしいステージだったなと僕は思っています。そしてまた新たな気持ちで12月31日、この『紅白』のステージで1年をピシッと締めくくれるように歌いたいと思います。この一年で、僕の中で一番大きいのはやはり50周年ということでした」。そう語る郷は、2022年を表す一文字を問われると「五」「ご」「郷」の3つで迷った末に、五十周年の「五」を選んだ。
最後に、「僕もデビューしてから気がつけば50年。そういう意味では、今年は特に気合が入っているスペシャルメドレーになるんじゃないかな。テレビをご覧になってる方、絶対にリモコンを片手に持って本番を楽しみにしていてください…GO GO GO!!!」と気合を注入した。
『第73回NHK紅白歌合戦』は「LOVE & PEACE -みんなでシェア!-」をテーマに、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1で、2022年12月31日(土)に放送される。