大みそかに放送の『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合 午後7時20分~11時45分)のリハーサルが行われ、篠原涼子が囲み取材に応じた。
今回で2度目の出場となる篠原涼子は、「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」を披露する。まず「以前出場させていただいて以来、28年ぶりにまたこの曲を歌うことになるとは、考えてもいませんでした。音楽を全然やっていなかった中でお声がかかるというのはすごく奇跡的なことだなと思うので、いろんな思いを込めて歌えるんじゃないかな」と語った。
「先ほど司会の大泉洋君と話していたのですが、ドラマ『ハケンの品格』の最終回で歌を歌ったんですけど、それ以来マイクを持っていないかもと気づいて笑っていました(笑)。でも、リハーサルではマイクを持ってステージに立って、照明を当てていただくというその感じがすごく懐かしくて、当日はもっともっと頑張ろうという気持ちになりました」と。
続けて、今回の出場が決定した際、「“えっ!なんで私?”と思ったんです」と話す篠原。「でも、もちろんうれしく受けとめたいと思いましたし、周りの人たちもすごく喜んでいました。特に次男は『僕は紅白が大好きだからその大好きな紅白にママが出るなんて夢のようだ』と言ってくれましたね」と笑顔に。
そんな篠原は「来年以降の歌手活動もあり得るのか」と問われると「あり得たらいいなと、個人的には思っています。もともと歌がすごく好きだったのですが、知らず知らずのうちに演技になり、歌がどんどん離れていってしまって。目標が歌というのは変わらないので、チャンスがあったらお届けしたいなと思っています」と明かした。
さらに、今回の出場にあたり、楽曲を手掛けた小室哲哉と交わしたというやりとりを明かし「『大人になっても歌える曲を僕は作ったよ』とおっしゃってくださっていたのですが、『やっぱり歌うことになったね』と言ってくださって。まさかまたこうしてお会いできるというのもすごく奇跡的なことですねとお話ししました」と。
最後に、今年一年を表す漢字一文字を発表。「『夢』で行きます。やはり自分で望んでいた歌がこういった形でかなったので。こういうお仕事をしていても、やっぱり思い続けることは大切なことなのかなと思います」と語った。
『第73回NHK紅白歌合戦』は「LOVE & PEACE -みんなでシェア!-」をテーマに、NHK総合、BS4K、BS8K、ラジオ第1で、2022年12月31日(土)に放送される。