5月30日(火)、31日(水)にJO1、INI、DXTEENが所属するLAPONEエンタテインメントの初めての合同ライブ『LAPOSTA 2023』が東京・有明アリーナで開催された。チケットは即日完売しプレミアムチケットとなった。そんな最終日の模様をリポート。
まずINIが白い王子様風衣装でメインステージの上から登場し「SPECTRA」で幕開け。曲の途中で⽥島将吾が「もっと声出していこうぜ!」と会場のボルテージを一気に上げる。
続いて5月10日(水)にデビューしたばかりのDXTEENがゴーグルやニット帽を被り、かわいく登場。デビューシングルの「Brand New Day」を披露した。最後にJO1が全身黒のクールな衣装で登場し、「SuperCali」のシンクロダンスで観客を魅了した。
各グループがあいさつ代わりに1曲ずつ披露した後、末っ子・DXTEENから順にそれぞれのグループの世界を色濃く見せていく。INIは「We Are」「AMAZE ME」でトロッコに乗り会場を一周すると、「HERO」でセンターステージに集合し目を見合わせながら円になって楽しそうに歌う。さらに5月24日(水)に発売したばかりのロックナンバー「FANFARE」で会場が一体となって盛り上がった。
JO1にバトンタッチすると最新曲「Tiger」を披露。続く「OH-EH-OH」では河野純喜が「大きな声出していこうぜ!!」と観客に呼び掛け、メンバーはトロッコや花道へ。ファンとじゃんけんやハートポーズなどをして会場中をとりこにした。センターステージに集まり、「Dreaming Night」で眠りにつくかわいいポーズで終わったと思えば、「Rose」でクールでセクシーな表情とダンスで魅せた。
そして各グループのカバーステージコーナーへ。まず初めにDXTEENがJO1のオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から人気の楽曲「やんちゃBOY やんちゃGIRL」をDXTEENらしくキュートにカバー。続くINIの「CALL 119」では正反対のカッコよさをアピール。INIはJO1の「Shine A Light」をカバーし、曲どおりのキラキラ輝いた姿を見せた。JO1はINIのダンスナンバー「BOMBARDA」をパワフルにカバーした。
MCでは全員がステージに集結。JO1の佐藤景瑚がデビューしたてのDXTEENに「LAPONE入って正解だった?」と問い掛けると、⼤久保波留が「いつか合同ライブやってみたいと思っていたので、こんなに早く夢がかなってめっちゃうれしいです」とコメント。すると先輩一同も「さすがっ!」と拍手を。
JO1の鶴房汐恩からの「コラボしたい先輩は?」という質問には、⾕⼝太⼀が「JO1さんの(川⻄)拓実君としたい」と話し、川西も「うれしいっ!」と笑顔で返事を。続いて寺尾⾹信が「河野純喜君と歌ってみたい」と話すとJO1からは「やめたほうがいい」「うるさいよ」と総ツッコミを受けた。自分の名前が挙がらなかったINIの松⽥迅が「(福⽥)歩汰!」と声を掛けると、福田が「僕、迅とコラボしたいです」とコメントし、次回以降のコラボを期待させた。
JO1とINIのグループの垣根を越えたコラボステージでは、夏の代表曲であるMrs.GREEN APPLEの「⻘と夏」をJO1の河野とINIの髙塚⼤夢、メインボーカル2人がカバーし、伸びやかな美声を響かせた。8LOOMの「Melody」をJO1の⽩岩瑠姫、INIの後藤威尊と佐野雄⼤、Awesome City Clubの「勿忘」をJO1の⾦城碧海とINIの尾崎匠海、宇多⽥ヒカルのラブソング「First Love」をJO1の與那城奨とINIの藤牧京介がカバー。続いてJO1の「Born To Be Wild」をHIPHOP調にアレンジし、JO1の⼤平祥⽣と川⻄、INIの⽥島がラップを披露。メインダンサーのJO1の川尻蓮とINIの⽊村柾哉はオリジナル曲「Remains」で息ぴったりのシンクロペアダンス。さらにSEVENTEENの「24H」をJO1の佐藤、INIの許豊凡と松⽥、ORANGE RANGEの「イケナイ太陽」をJO1の⽊全翔也と鶴房、INIの池﨑理⼈が制服姿で水鉄砲を持ってトロッコに乗ってノリノリで歌唱。コラボステージの最後を飾るのはJO1の⾖原⼀成とINIの⻄洸⼈。それぞれのグループの楽曲をMixし、DJプレーを披露した。
ライブの終盤にはINIのオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』のテーマ曲「Let Me Fly~その未来へ~」で全員が再び集合。4階席にもメンバーが登場するなど、隅々までファンと交流した。本編最後は原点とも言える『PRODUCE 101 JAPAN』のテーマ曲「ツカメ~Itʼs Coming~」で締めくくった。
アンコールではJO1が赤、INIが青、DXTEENが緑で、後ろにはそれぞれ自分の名前が入ったスタジャン姿でステージに登場。ライブの最後を飾る38曲目はJO1のデビュー曲「無限⼤」とINIのデビュー曲「Rocketeer」のマッシュアップを。
最後の感想ではそれぞれのグループを代表して、DXTEENの谷口が「デビューしたばかりなのにたくさんの方々の前でパフォーマンスできたことがうれしいですし、何よりもすてきな先輩たちとステージに立てたことが光栄です」、INIの木村が「最初は不安な気持ちが大きかったんですけど、皆さんがあったかくて本当に楽しいライブになってよかったと思いました。僕たちも全力で準備してきたので、それに応えていただいて本当にうれしかったです」、JO1の白岩が「よくよく思い返したら、ファンの方がいないステージが僕ら続いたじゃないですか。それが今こうやってたくさんの方がいて、ファミリー28人全員でステージに立っているというのが本当に幸せなことだなと思いました。僕、めっちゃ幸せでした。ありがとうございました!」とコメントした。
『LAPOSTA 2023』は2⽇間2公演でそれぞれ1万⼈、計2万⼈を動員。それに加えて1日目は全国47都道府県、80館の映画館にてライブビューイングを、2日目は国内外でライブストリーミングも実施し、大盛況で幕を閉じた。
公演情報
『LAPOSTA 2023』
日程:5月30日(火)、31日(水)
場所:東京・有明アリーナ
出演者:JO1、INI、DXTEEN
5月31日(水)SETLIST
M01「SPECTRA」INI
M02「Brand New Day」DXTEEN
M03「SuperCali」JO1
M04「Sail Away」DXTEEN
M05「Come Over」DXTEEN
M06「BAD BOYZ」INI
M07「We Are」INI
M08「AMAZE ME」INI
M09「HERO」INI
M10「FANFARE」INI
M11「Tiger」JO1
M12「OH-EH-OH」JO1
M13「Get Inside Me」JO1
M14「Dreaming Night」JO1
M15「Rose」JO1
M16「やんちゃBOY やんちゃGIRL」DXTEEN ※カバー
M17「CALL 119」DXTEEN ※INI カバー
M18「Shine A Light」INI ※JO1 カバー
M19「BOMBARDA」JO1 ※INI カバー
MC
M20「⻘と夏」JO1 河野、INI 髙塚 ※Mrs.GREEN APPLE カバー
M21「Melody」JO1 ⽩岩、INI 後藤、佐野 ※8LOOM カバー
M22「勿忘」JO1 ⾦城、INI 尾崎 ※Awesome City Club カバー
M23「First Love」JO1 與那城、INI 藤牧 ※宇多⽥ヒカルカバー
M24「Born To Be Wild」JO1 ⼤平、川⻄、INI ⽥島 ※JO1 カバー
M25「Remains」JO1 川尻、INI ⽊村
M26「24H」JO1 佐藤、INI 許、松⽥ ※SEVENTEEN カバー
M27「イケナイ太陽」JO1 ⽊全、鶴房、INI 池﨑 ※ORANGE RANGE カバー
M28「LAPOSTA 2023 Exclusive DJ Mix」JO1 ⾖原、INI ⻄
M29「Unlimit」DXTEEN
M30「Goosebumps」INI
M31「Dramatic」INI
M32「New Day」INI
M33「YOUNG」JO1
M34「YOLO-konde」JO1
M35「Trigger」JO1
M36「Let Me Fly~その未来へ~」ALL
M37「ツカメ~Itʼs Coming~」ALL
MC
M38「無限⼤× Rocketeer」ALL