FANTASTICSがグループ初の単独アリーナライブ「FANTASTICS ARENA LIVE 2023 “HOP STEP JUMP” -THE FINAL-」の最終公演を8月27日(日)に東京・有明アリーナで開催。囲み取材に世界、八木勇征、中島颯太が登壇した。
同公演は、今年6月の初日公演を皮切りに、全国2都市6公演総動員8万人で開催してきた、FANTASTICSによる初アリーナライブの最終公演。昨年5月に「FANのみなさんと一緒に大きな夢へ向かって旅するプロジェクト」として、 “FAN FAN PROJECT”を発足させたFANTASTICS。プロジェクトと連動する形で、ライブツアーの開催や「FAN FAN 三部作」を制作・発表してきた。
ライブは昨年6月~8月に「FAN FAN HOP」、11月~12月に「FAN FAN STEP」、今年2月~8月に「FAN FAN JUMP」を開催と着実にステップアップ。プロジェクト発足当初からの目標であったホールツアー「HOP」「STEP」「JUMP」の総集編として、単独アリーナライブの開催をかなえた。
同公演は「PANORAMA JET」からきらびやかに幕を開け、ステージを縦横無尽に駆け巡りながら続々と「Choo Choo TRAIN」「Summer Bike」などのヒットナンバーを披露。一転して色っぽくしっとりと「Turn To You」「Escape」などを魅せる場面も。
その後も、9月22日(金)に先行配信される佐藤大樹主演ドラマ『around1/4(アラウンドクォーター)』の主題歌「It’s all good」をはじめ、「楽園ベイベー」「学園天国」などのカバーでも会場を盛り上げ、最新曲「Tell Me」など、約2時間半にわたって全28曲をパフォーマンスした。
開催に際し、行われた囲み取材には世界、八木勇征、中島颯太が登壇。最終日を迎えるに当たり、世界は「アリーナでライブをやるというのが1つの目標でしたが、こうして6公演を完遂することができ、何より感謝の気持ちでいっぱいです。今回はライブという形でしたが、次はツアーができるよう、またメンバーで一丸となって頑張っていきたいと思います」と感謝を。
八木も「元々予定していたアリーナツアーがコロナの影響で中止になってしまい、メンバー全員が悔しく悲しい思いをしましたが、オンラインライブやホールツアーなどを通し、ファンの方と絆を深め合いながら、この集大成を迎えることができてすごくうれしいです。これだけのファンの方がいらっしゃるんだと実感できた6公演でしたし、次はツアーをやって、また違う地域の方にも会いにいけたらいいなと思います」と語った。
また、中島は「アリーナは目標の場所の1つだったので、実現できてすごくうれしかったです。勇征君が言っていたよう、これまで応援し続けてくださった方はもちろん、今回初めて見に来てくださった方も多くいらっしゃったようで、それもとても幸せでした。今回のライブでLDHとしても新しい演目に挑戦したり、僕たちらしいライブが作れたので、そこは強みとしてどんどん発信していきたいなとあらためて感じました」と。
本公演の印象的なシーンについても明かし、「僕はオープニングが大好きです。規模感もそうですが、初日のお客さんの歓声が忘れられなくて。僕らはデビューしてすぐにコロナ禍になってしまって、声出しありのライブがなかなかできない状態だったので、オープニングの盛り上がりというのは今もすごくパワーになっています」と感慨深げに語った。
今後の目標を問われると、「まだ僕らは単独ライブの際にバンドを入れてやったことがないのですが、生音でのライブというのは僕らの音楽性やエンターテインメント性がもっと広がっていくんじゃないのかなと感じているので、いつかやってみたいなと思います」と世界。
続けて「あと、もう飛行機に乗って空は飛んでしまったので(「PANORAMA JET」)、 次に飛び立つとしたら宇宙でしょうか(笑)。LDHは宇宙をテーマにすることが多いので、 僕らならではの架空の星のような、そういうのが生まれたりもするのかな」と笑顔を浮かべた。
八木は「段階的にドームツアー、スタジアムツアーという目標がありますが、老若男女誰しもが知るヒット曲をグループとして1曲出せたらいいな、というのはメンバー全員デビュー前から思っていることで」と。「ヒット曲を生むため、自分たちが個人の活動でもいろんなものをインプットし合い、来たるタイミングのために力をつけていきたい」と前を見据えた。
リリース情報
最新シングル「Tell Me」
発売中
配信サイト:https://fantastics.lnk.to/0816TM_DLSTR
FANTASTICS公式HP:https://m.tribe-m.jp/Artist/index/168