『みんなのうた』(NHK総合ほか)の2023年12月~2024年1月放送の楽曲が、石井竜也による「きみがいること」、QUBITによる「コンタクト」、Little Glee Monsterによる「今日の日はさようなら」、TK from 凛として時雨による「クジャクジャノマアムアイア」に決定した。
米米CLUBのメインボーカル・石井竜也は、満を持して『みんなのうた』に初登場。「『みんなのうた』に楽曲を書き下ろすのが夢だった」と語る石井は「きみがいること」で自ら作詞・作曲も担当。
温もりがある曲調と真っすぐなメッセージの中に、石井らしいユーモアがピリッと効いており、便利なものや言葉があふれかえる今の時代に、自分にとって本当に大切なものはなにかを問いかける人生歌となっている。
編曲はTATOO。映像は、ほのぼのとしたアニメーションを得意とするまつもとあやねとオオナミナギ。主人公と一緒にさまざまな世界を冒険しよう。
新しい年に向かっていく2カ月間に送る楽曲「コンタクト」は、聴く人によってさまざまな情景が浮かび、つい口ずさみたくなる、優しく軽やかな歌。流れる車窓のように…大切な人との別れがただ寂しいだけのことではなく、日常のふとした風景の中に溶け込んでくるようだ。
作詞を網守将平、作曲を網守と鈴木正人、編曲を鈴木が担当したこの歌の歌唱を担当するのは、世界で活躍するDaokoをボーカルに、実力派のメンバーで構成されたバンド・QUBIT。 映像は、映画監督としても活躍している『みんなのうた』初登場の吉野耕平。浮遊感のある映像とともに歌の世界へといざなわれていく。
また「名曲カバー」企画の第4弾として、卒業式やキャンプファイヤーでよく歌われてきた「今日の日はさようなら」が登場。歌うのは、力強い歌声とコーラス力で定評のある“リトグリ”ことLittle Glee Monster。映像は、国内外受賞歴多数の村上ヒロシナンテが、アブストラクトな世界観で表現する。
別れても友情は続いていく… そんな未来を感じさせるこの歌を、12月から1月と、1年を終えて新たな1年へと年をまたぐタイミングでカバー。今日は明日の始まり、新たな自分の始まり…と、たくさんの始まりを応援する歌となる。
凛として時雨のボーカル・TKも『みんなのうた』に初登場。「クジャクジャノマアムアイア」というヘンテコなタイトルは「アイアムあまのじゃく」を逆さにしたもの。曲中にはこういった言葉遊び、文字遊びがたくさん登場する。そして、そんな素直になれないあまのじゃくな歌詞に隠された本当の気持ちは…!?
映像は、さまざまなアーティストのMVを数多く手がけてきた稲葉秀樹が担当。多くの視覚効果を用いた、耳でも目でも楽しめる作品となっている。
番組情報
『みんなのうた』
NHK総合ほか
2023年12月~2024年1月放送
公式HP:https://www.nhk.or.jp/minna/
©NHK