【インタビュー】ニューシングルリリース BREATHEインタビュー

特集・インタビュー
2013年10月21日

11月13日(水)にニューシングル「Queen B/It’s OK!!~キミがいるから~/Twinkle」をリリースするBREATHE(ブリーズ)。テレビ東京系ドラマ『殺しの女王蜂』の主題歌「Queen B」の聴きどころやPVの裏話を中心に、同じ夢を追う、まだ見ぬ後輩たちへのメッセージも語ってくれました。

自分たちのこれまでにない一面が出せた「Queen B」

──3枚目のシングル「Queen B」がBREATHEにとって初のドラマ主題歌となりました

多田 ドラマの主題歌は、全国の方に毎週聞いていただけるのでアーティストにとって目標の1つでもあります。僕らの「Queen B」がテレビから流れてくるのを聴くと、テンションが上がります。

宮田 「So High」(映画「サンゴレンジャー」の主題歌)のときもとても感動しましたが、今回もまたその感動を味わっています。放送を録画して何度も見ています(笑)。

──これまでのオリジナル曲とは曲調がガラリと変わりましたが、そのあたりの難しさはありましたか?

多田 僕は歌手を目指したきっかけがロックで、こういう曲調はあまりやったことがなかったので苦労しました。
でも、この難題をクリアできたら自分の幅が広がるんじゃないかと思いましたし、新しい自分に挑戦しようという気持ちでレコーディングしました。リズム感もそうなんですが、歌詞が大人っぽいセクシーな歌詞なので、その雰囲気を出すのが難しかったです。

宮田 僕はR&Bが好きなので、聞いた瞬間にテンションが上がって(笑)、レコーディングをするのが楽しみでした。男性が女性の気持ちを自分に引き寄せたいという歌なので、キャラ設定が難しかったです。ちょっと大人な余裕を持った男性をイメージして歌いました。
今回もすごくやりがいがあって、自分たちの違う一面や今まで出せていなかった声を引き出してくれた曲でもあると思います。

多田 歌詞でいうと1番のAメロの最初のところに苦戦しました。いろいろな歌い方を試したり、(BREATHEプロデューサーの)松尾潔さんにもアドバイスをいただいたりして。頭のフレーズと慧君が歌っているサビ前のBメロのところが肝心だと松尾さんもおっしゃっていましたし、曲の入りでもあるのでそこは聴きどころです。

宮田 あとは、和也のロックなハイトーン(笑)。2番のサビ終わりに出てくる間奏の最後の部分なんですが、今までBREATHEでは出てこなかった和也のロック魂が宿っています。
ツアーでも2回、歌わせていただきましたが、お客さんにも「オオー!」と盛り上がっていただける部分ですね。

多田 ライブに来てくださった方に「多田さんが稲葉(浩志)さんになるパートが好きです」と言っていただいて(笑)。僕は昔からB’zさんが大好きなので、とてもうれしいです。

マーチンさんのカッコよさにクラクラの宮田が取った行動とは

──PVもお2人の色気が充満した仕上がりになっていますね

宮田 タキシードって普段は着る機会がないじゃないですか。今までも結婚式のときに1、2回着たことがあるくらいで…。でも、着た瞬間に身が引き締まりますよね。

多田 僕は人生で初めて蝶ネクタイを付けました(笑)。本当は付ける予定がなかったんですけど、付けてみたら意外とイケるねって乗せられてやってみました。

宮田 和也は普段、結構カジュアルな服装が多いからイメージわかなかったけど、カッコよかったですよ(笑)。PVではそんな和也が腰をくねらせるシーンがでてきます。“思わせぶりな腰つき”っていう歌詞のところで、ちゃんとその腰つきをやっているので。

多田 これね、慧君いつも言うんですよ!「お前の腰つきか!」みたいな。やるんじゃなかった…(笑)。

──「Queen B」というタイトルにちなんで、最近心にグサっと刺さった出来事はありますか?

多田 追加公演最終日の福岡の話なんですが、最終日ということもあって気合が入っていたんです。円陣も組んで「行くぞ!」って。でも、オープニングで暗闇の中、ステージの中央に行く途中、照明に顔からぶつかって「ガッシャーン」って倒してしまって。前のお客さんもザワついているんですよ。「何か倒れたぞ!?」みたいな。あれは出鼻くじかれましたね。ササりました(笑)。

宮田 ササるってそっちなの!?(笑)。僕はライブを見てグサッときますね。いつも久保田利伸さんのライブへ行くと「Missing」でやられます(笑)。鳥肌が立っちゃって、自分も歌い手ですが心に染みた音楽でグサッと刺されるときは多いです。尊敬する鈴木雅之さんとレコーディングしたときもササりました。マーチンさんのすべての行動がグサッときて…。

多田 慧君、あのとき完全にミーハーになってましたから(笑)。

宮田 ハートを突き刺されるぐらいカッコいいんだって!マーチンさんがレコーディングのときにサングラスをしてたので、僕も真似しようと思ってサングラスをかけてみたんです。でも、雰囲気のある曲だったので照明を薄暗くしてレコーディングしていて、歌詞が全然見えない(笑)。サングラスを外すか、照明をつけるかという選択を迫られて…。

多田 いや、そこはサングラスを外してくださいよ!(笑)。

──いいコンビネーションですね(笑)。そんなお2人がユニットを組むきっかけとなった「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION4~夢を持った若者たちへ~」が開催されていますが、これからオーディションを受ける方へのアドバイスなどはありますか?

多田 僕は周りを一切気にしていなかったですね。アカペラなので周りのことが気になって仕方がないと思うんですが、自分のことだけ考えて歌ってました。そういう意味ではメンタルが強いのかもしれません。でもこの前、ライブを見に来てくれた慧君の知り合いの方に「右の骨盤がゆがんでるから将来的にヤバいよ」って言われてから、右の骨盤に異変を感じるようになって。(腰のあたりを指して)実は今もこのへんが…。

宮田 全然メンタル強くないじゃん!(笑)。僕はちょうど年齢制限となる25歳だったので、絶対にチャンスをつかむんだという気持ちで受けました。以前、松尾さんから「夢を見続けることで、その道の先に何か光が差し込んでくる」という言葉をいただいたことがあるんですが、あのとき諦めていたら今の自分はありませんでした。
思い続けるのは大変ですが、無理だと思った時点で夢は終わってしまうので、強い思いを持って挑戦してほしいですね。

ファンへ、まだBREATHEを知らない人たちへのメッセージ

──それでは、EXPGのキッズダンサーも参加している「It’s OK!!~キミがいるから~」についても聞かせてください

多田 子供たちがサビの部分をの追っかけで歌ってくれているんですが、子供たちの声って聴くだけで元気になるし、気持ちが温かくなるんです。子供の持っているエネルギーってすごい(笑)。聴いたら元気になれる曲です。

宮田 サブタイトルに“キミがいるから”と付いているように、ファンの皆さんへの思いや感謝の気持ちを込めて歌わせていただいています。ファンの方がいるからこそ僕たちがこうして歌っていられる。ライブではこの曲で皆さんと1つになりたいですね。

多田 ツアーで全国を回って歌わせていただいていますが、こういう経験はなかなかできないことなので、すごく幸せを感じています。まだ行ったことがない土地も結構ありますし、これからまたたくさんの方と出会えると思うとワクワクします。

──最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします

多田 シングルは「Twinkle」も加えたトリプルA面、(形態により)カバー曲も3曲と盛りだくさんな内容になっていて、この1枚でいろんなBREATHEを知っていただけると思います。

宮田 11月末までライブハウスツアーをしていますので、ぜひライブに足を運んでいただいて、僕らの生の歌を聴いてください!

 

●文/MEGUMI

 

PROFILE

●BREATHE……2010年に行われた「EXILE Presents Vocal Battle Audition2~夢を持った若者たちへ~」のファイナリスト、宮田慧(写真右)と多田和也から成るユニット。日本におけるR&Bシーンの第一人者にして、EXILEや久保田利伸などの作詞・作曲を手掛ける松尾潔がサウンドプロデュースを担当している。
現在「BREATHE LIVE HOUSE TOUR 2013“Lovers’ Voices”」で精力的に全国を回っている。
■BREATHE 公式HP(http://breathe-ldh.jp/

作品情報

BREATHE 3rdシングル
「Queen B/It’s OK!!~キミがいるから~/Twinkle」
11/13(水)リリース
1890円(CD+DVD TYPE A、B)
1050円(CD TYPE C)

TYPE A
TYPE B
TYPE C

※DVDはオリジナルPV収録バージョン(A)、メイキング仕様PV収録バージョン(B)の2形態。
TYPE Aは平井堅の「even if」、TYPE BはCHEMISTRYの「My Gift to You」、Type CはSkoop On Somebodyの「Tears of JOY」を収録。

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