4人のヒーローが集結し、悪に立ち向かうNetflixオリジナル作品『Marvel ザ・ディフェンダーズ』が、Netflixにて独占配信中。本作では、チャーリー・コックスさんが盲目のヒーロー“デアデビル”を、フィン・ジョーンズさんがカンフーの達人“アイアン・フィスト”を演じます。今作の共演で意気投合し、とっても仲良しのチャーリーさんとフィンさんに、2人の出会いから本作にまつわる熱い思いまでたっぷり伺いました!
みんなスーパーヒーローだけど短所があるから共感できる(フィン)
◆デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアン・フィストらヒーローが一堂に会する『Marvel ザ・ディフェンダーズ』。単独のシリーズとの違いはありますか?
チャーリー:僕の演じるデアデビルを含めそれぞれのキャラクターが、自分のストーリーの中で個々に活躍してきた。それだけに4人がどんな関係を成すのかというところは、本作ならではの楽しんでもらえる部分だよね。
フィン:そうだね、ディフェンダーズが一緒に登場するっていうのは、皆さんがずっと待っていた瞬間だから。
チャーリー:あえて違いを挙げるとするならば、主人公の目線で展開していくものが単独シリーズ、プロットがより大きくなって、ジェットコースターのように物事が進んでいくのが『ザ・ディフェンダーズ』かな。
フィン:うん、そのとおりだ!
チャーリー:本当?(笑)質問が何だったか言ってごらんよ!
フィン:分かってるよ~!(笑)
◆とにかく息ぴったりのお2人が演じるヒーローたちは、共に“ディフェンダーズ”として街の平和を守るために戦います。しかし本作の登場キャラクターは、Marvel作品常連の“スパイダーマン”、“アイアイマン”とは少し異なるニュータイプのヒーローですよね。
チャーリー:そうなんだ、だからこのキャラクターたちは面白いんだよ。こういうヒーローもいるんじゃないかっていう“新しいヒーロー像”についても掘り下げているし。本作では、僕らの“世界や人々を救う”といったヒーロー的な活動をしていないところをたっぷり見てもらうことができると思う!
フィン:あはは、そうだね(笑)。僕らが演じていて楽しいのは、みんなスーパーヒーローだけど僕らと同じで短所や悩みがあるところ。だから共感できるんだ。
ヒーローを演じることは1つのチャンスとして受け止めている(チャーリー)
◆インタビュー中も、冗談を言い合いながら仲のよさが伺えるチャーリーさんとフィンさん。お2人の出会いにまつわるエピソードを教えてください。
フィン:最初に会ったのは僕がニューヨークに引越しした時。でも仲良くなり始めたのは、撮影が始まってからかな。
チャーリー:初めて会ったときは夕食を一緒に…、あ、アイスクリームも食べたね!
フィン:ファーストデートに求めるものはすべてあったよ(笑)。僕はこのころ『アイアン・フィスト』の撮影前で、同作について具体的なことは何にも分からなかったから、チャーリーが自らの経験をシェアしてくれて、すごく助かったんだ。
チャーリー:ちなみに僕は、フィンが4人目のディフェンダーズ・アイアン・フィストとしてキャスティングされたときに、ディフェンダーズをリアルに感じ始めたよ。
◆あらためて2人とって“ヒーロー”とは?
チャーリー:僕は、自分の演じる“デアデビル”をロールモデルにしている世代がいるんだっていうことを私生活でも意識していて。だから彼を演じていることは、責任を感じると言うか、1つのチャンスとして受け止めている。無鉄砲でアナーキーな状態がかっこいいとされることが多い時代だけど、僕も彼も子供たちの手本になるような人物でいたいし、あってほしいと思っているよ。
フィン:僕にとって本作に登場するキャラクターは、短所も持ち合わせている人間的なヒーロー。そんなディフェンダーズ4人が、果たして馬が合うのか、仲良くなれるのかっていうところをチェックしてほしいな。
■PROFILE
●フィン・ジョーンズ…1988年3月24日生まれ。イギリス出身。『ゲーム・オブ・スローンズ』では、“薔薇の騎士”と呼ばれるロラス・タイレル役を好演。さらに主演を務める『アイアン・フィスト』はシーズン2製作が決定している。
●チャーリー・コックス…1982年12月15日生まれ。イギリス出身。「博士と彼女のセオリー」(2014)ら数々の映画、ドラマにて活躍中。シーズン1・2に続き、『デアデビル』シーズン3の配信を控えている。
■番組情報
Netflixオリジナル作品
『Marvel ザ・デイフェンダーズ』
Netflixで独占配信中
Netflix視聴方法
●Netflix(https://www.netflix.com/jp/)から会員登録。1か月間無料。
●視聴デバイス:テレビ、パソコン、タブレット、スマートフォン、ゲームなどで視聴可能。
●photo/金井堯子 text/山下紗貴