全国農業協同組合連合会(JA全農)から、国産畜産物の消費拡大をお手伝いする公式キャラクター「おにくだいすき!ゼウシくん」が誕生。ゼウシくんの声を担当することが決定した花澤香菜さんにインタビュー!
ゼウシくんの見どころに加え、2013年の思い出や、来年の抱負について伺いました。
食いしん坊な雰囲気が出るように表現したい
――では、まず始めに、これは絶対に聞いておきたい質問なのですが…「お肉お好きですか?」
好きです!大好きです!(笑)
お肉の種類でいうと、牛肉を良く食べています。脂が多いと胃がもたれるようになってしまいまして…(笑)赤身をよく食べますね。料理も、あまり手の込んだものは作れないんですけど、“ゴーヤチャンプルー”とか、牛肉では“タコライス”なんかも自分で作ったりしています。
――花澤さんが演じる“にくにくランドの王子様”ゼウシくんについて教えてください。
雲の上に浮かぶ「にくにくランド」の王子様で、ちょっと神様っぽい恰好をした小さい男の子なんですけど、本当にお肉が大好きで、居候中の三伊戸家(みーとけ)のお肉を全部食べてしまうんじゃないか!?というくらい食欲旺盛で明るくてかわいらしい男の子です。
――ゼウシくんを演じるにあたって気をつけたことはありますか?
ゼウシくんは、食欲旺盛な男の子なので、食いしん坊な雰囲気が出るように、明るくかわいらしく表現できたらと。
アニメの中では、「お肉!!!」というセリフがとっても多くて、その「お肉!!!」にどれだけ愛情を込められるかを意識しました。
キャラクターデザインがとってもかわいらしいので、かわいく聞こえたいな、と思っています。
――ゼウシくんの一番の友達「みの太」を演じる大山のぶ代さん共演してみてどうでしたか?
収録はもう終わっているんですが、実際に大山さんと一緒に収録はできなかったんです。なのでお会いすることはできなかったんですが、大山さんの『ドラえもん』はすごく好きですし、最近では『ダンガンロンパ』で共演させていただいているので、とてもうれしいです。これからオンエアされるのを見るのがとっても楽しみです。
――花澤さんが歌う、ゼウシくんの公式サイトで配信中のアニメテーマソングはスーパーのお肉屋さんで流れたら流行りそうですね。
はい!ぜひ流してほしいです!お願いします!(笑)
確かに鮮魚コーナーとかにもお魚の歌って流れてますよね。歌詞が全部ひらがなで書いてあって、小さい子でも分かりやすくなっていますし、「たくさんのおにく~」って耳に残る歌なので、私自身もつい口ずさんでいることもあります。小さい子にも口ずさんでほしいですし、料理をしながら歌っても楽しいと思います。
ゼウシくんに心をつかまれてほしい
――2013年を振り返ってみて、印象に残っている出来事はありますか?
いろいろありすぎて…。
2013年のテーマは「楽しく仕事をする」だったんです。2012年は新しいことがたくさん始まって、それを精いっぱいやることで一生懸命になってしまったので、2014年は楽しみながらお仕事ができたら一番いいな。と思っていて、これが持続できたらきっと次になにが来ても怖くないんじゃないかなと。
あとはメンタルが強くなりたいです。すぐに動揺してしまって、オドオドしたのが顔に出てしまうので、2014年はメンタルを強く、楽しく仕事ができるようになりたいです。
――最後に、アニメ『ゼウシくん』をご覧になる視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
食べる描写が、実写なんじゃないかと勘違いするくらい本当においしそうに食べていたり、お肉の豆知識もたくさん詰まっている作品です。夕飯どきに放送されるので、一緒に国産のお肉を食べながら見てほしいですね。「あっ!今日の夜ご飯はお肉にしよう!」って思う人もきっといると思います。
あとは、ゼウシくんのお話のシュールさにハマってくれればキャラクターがとってもかわいので、心をつかまれてほしいです。
PROFILE
花澤香菜
はなざわ・かな…2月25日生まれ。東京都出身。
多くのアニメ作品に出演する人気声優。またラジオパーソナリティーとしても活躍中。
「おにくだいすき!ゼウシくん」では、主人公・ゼウシくん役に加え、テーマソングも担当。
放送情報
「おにくだいすき!ゼウシくん」
アニメ「おにくだいすき!ゼウシくん」は、ゼウシくんとみの太が、美味しい国産のお肉に出会ったことで、日本の三伊戸家に居候することから始まる。ゼウシくんと三伊戸家の家族との楽しい食生活をアニメで描くことで、国産のお肉を中心とした農畜産物の魅力を分かりやすく伝えていく。
2014年1月6日より、フジテレビ系列26局ネットで放送中の人気番組「ジェネレーション天国」(毎週月曜日20時~20時54分放送)番組内のコマーシャル枠放送。
公式サイト:http://zeushi-kun.jp/
(c)Zeushi-Kun
●取材/遊佐美玲、手柴有喜