芸能人チームが“知力の壁”東大王チームに挑む人気クイズバラエティ『東大王』。7月31日放送の「世界修学旅行」が獲得できる10連勝がかかった“関ヶ原”で惜しくも敗れた東大王チーム。大将の水上颯さんと林輝幸さんに今の気持ちを聞きました。
◆大一番で連勝を止められてしまいました…。
水上:とても悔しいですね。でも逆に言えば、僕は9連勝したことが結構すごいと思っていて。実力で言ったら芸能人チームと僕たちは本当に五分五分。だから、運が良かったというのもありますが、9連勝できたのは勝負が拮抗した中でも勝ちをもぎ取る力が僕らにあったからだと思います。そういう意味では10戦目で負けたというのは単なる結果論みたいなもの。これからもっと成長して、やすやすと10連勝してスペインに行きたいですね(笑)。
◆東大王チームの夢を打ち砕いたのは伊沢拓司さんでしたね。
林:10連勝がかかった時に伊沢さんが出てくるというのは想定内だったんです。ファイナル以外を戦っている時は12人対4人で、個人対個人じゃないからそこまで脅威を感じずに淡々とできていたんですが、最後の最後で伊沢さんと1対1になって怖さを思い知らされました。やっぱり勝負に出るスピードが他の芸能人チームの方とは違っていて。これから伊沢さんとも対戦する機会が増えると思うんですけど、一瞬で勝負がつくので、どこで勝負に出るかというのを見極めていきたいです。
水上:毎回伊沢さんに出てこられたらもちろん大変ではあるんですけど、それを超えて10連勝したほうが気持ちいいですからね。
◆新東大王に林さんを加えて、次は10連勝できそうですか?
水上:ここからが第4章の始まりなのかなと思うので、これから先、チームワークを深めていったり、それぞれがもっと力をつけることが必要だと思うので、そういうところを期待して見てほしいですね。僕としては、もちろん毎回勝ちたいですけど、このつまずきから立ち上がるまでの速さが大事だと思うので、めげずにやっていきたいなと思います。こう言うと次も負けそうな感じがしますが、大丈夫、勝ちますよ(笑)。
林:そうですね。目の前の勝負に勝つことを一番に、それを積み重ねることで10連勝するというのが理想の形だと思います。そして、あとはチームとして成長すること。1つひとつのファインプレーやミスを通して、個人はもちろんチーム全体が成長していくことが大事だと思っているので、そこは常に意識してやっていきたいと思います。
■PROFILE
水上 颯
●みずかみ・そう…1995年8月19日生まれ。山梨県出身。O型。開成高校時代に『全国高等学校クイズ選手権』3連覇に貢献。現在は東京大学医学部に在籍中。
林 輝幸
●はやし・てるゆき…1997年7月2日生まれ。富山県出身。O型。31日の放送をもって新東大王に選ばれた。現在は東京大学文学部に在籍中。
■番組情報
『東大王』
TBSほか
毎週(水)後7・00~8・00
★TV LIFE 8/21発売号でも2人の対談を掲載します。お見逃しなく!
●photo/實重かおり text/田中ほのか