サンドウィッチマンが新ネタを引っ提げ全国9か所を巡った毎年恒例のライブツアーの模様を収録したDVDが、2月4日(水)に発売。昨年に引き続き、サンドウィッチマンにライブのエピソードなどをお伺いしました!
今回もコジマさんがかなり面白い感じで登場します(富澤)
――毎年恒例となりましたライブツアーDVDがいよいよ発売です。
伊達:今年もとてもいいライブになりました。特に、富山と金沢に初めて行けたのがうれしかったです。その地によって、お客さんの反応も変わるんですよ。富山と金沢でも、いい反応をもらえたのでよかったです。
富澤:札幌は特に反応がいいので、DVD収録をしています(笑)。
伊達:ちょうど、札幌はライブの半ばなので、僕たちも慣れてきていい感じなんですよね。ライブの中では、コントと漫才の両方をやっているんですけど、面白いもので、やはり大阪だと漫才を求められることが多いんですよね。そういう反応もありがたいです。
――お客さんからの黄色い声援が目立ちましたね。
富澤:黄色いですか?(笑)
伊達:男性のお客さんが多い気がします。女性も僕らより上の世代が多いしね。
富澤:うん。おっさん、おばさんばっかです。
――お2人の名前の入ったうちわを持っている方もいらっしゃいましたよね。
富澤:ああ! 最近、増えてきているんですよ。正直、恥ずかしいですけどね(笑)。でも、すごくアットホームというか歓迎されている気がしてうれしいです。
伊達:アイドルみたいですよね(笑)。で、TVLIFEさんの今度の表紙は僕らで?
――(笑)。お客さんといえば、今年もコジマさんがいらっしゃってましたね。
富澤:はい、デビューから応援してくれている方です。今回もコジマさんがかなり面白い感じで登場してますよ。
伊達:そうなんですよ。コジマさん、どんどん面白くなってきていて。慣れてきているんでしょうね(笑)。“慣れ”だけは阻止しようと思っています。
富澤:コジマさん、どの会場に行ってもお客さんからの認知度がすごいんですよね。たぶん、僕たちより有名なんじゃないですか。いまだにどの公演も自分でチケットを取って来てくれています。
伊達:そうそう。だから、毎回座っている場所が違って。1日2回公演の日は、1回目と2回目で座る場所が違いますからね。ありがたいですよ。
――ネタ作りのポイントを教えてください。
富澤:僕らは、漫才とコントの両方をやるので、コントを作るときには、「これ漫才でもいけるかもな」と考えながらやっています。ライブとなると舞台を広く使えるので、道具とかスペースを使いたくなっちゃうんですよ。そうなると、コントが多くなってしまって。でも、常にどちらでもいけるようなネタを作ろうとは思っています。
――約2か月半と長いライブツアーですが、途中でネタが変わることはあるんですか?
富澤:だいぶ変わりますね。最初からラストだと、だいぶ違うと思います。
伊達:最初の東京公演は2日間やるんですけど、初日と2日目だけでも変わります。今回の「哀川頂」っていうネタも、東京の初日にはなかったネタで。1日目が終わってすぐに練り直しました。
――お客さんの反応を見てどんどん変わっていくんですね。
伊達:客前にかけるのが初めてなわけで、我々もそこで初めて気づくことがあるんですよ。本当は同じことをやったほうがいいのかもしれないですけど、面白くなるなら、どんどん変えていこうっていう考えです。
えーと…あれ、富澤です(伊達)
――DVDにはライブ中の幕間VTRが特典映像として収録されていますが、見ごたえがありますね。
伊達:ありがとうございます。見に来てくれている人には面白いものをと、作り込みました。そこでしか見られない番組みたいな感じになったらいいなと。自分たちで言うのもあれですが、こうして作り込んでいるのは珍しいと思います。「VTRも面白かった」という反応をもらえると、やりがいありますね。
――体力測定の企画で富澤さんは、大変なことになっていましたね。
富澤:持久走のあとの短距離走ですね。映像では、1回しか走っていないようになっていますけど、実は何回も走ってるんです。「もう無理だ」って言ってるのに、走らされたので、大変なことが起こりました。
伊達:こいつは、ちょいちょい事件を起こすんですよね。まぁ、いろんな競技を朝から夕方までだったので仕方ないですね。もう40歳ですから、無理ですよ(笑)。5月の撮影で、ランニングを着ていたんですけど、日焼けで真っ黒になっちゃって。暑さだけで体力も奪われましたし、翌日は2人とも筋肉痛でした。
――そんな伊達さんは、念願の企画が実現しました。
伊達:そうですね、自分の打撃力を実証する企画です。球場も借りて、電光掲示板も使い、本気でホームランを目指しました。本当はピッチャーもプロの方を呼びたいなと思ったんですけど、スケジュールが合わなくて、マシーンになったんです。言い訳じゃないですけど、もうね、あれが、スピード出なくて。90キロじゃ、なかなか難しいですよね。言い訳じゃないですよ(笑)。結果は、DVDをお楽しみに!(笑)
――井森美幸さん、坂上忍さんら豪華ゲストにも驚きましたが、オープニングには、仲本工事さんも出演されていましたね。
富澤:…。
伊達:えーっとですね…。あれ、富澤です。
――え!? そうなんですか! てっきりご本人かと。
伊達:オープニングのためだけにあんな大御所呼ぶわけないじゃないですか(笑)。昔からね、富澤が黒ぶちかけて七三にすると仲本さんに似ているって言われていたんですよ。ここまで引っかかってくれたの、TVLIFEさんだけですよ(笑)。
――びっくりです。こちらも要チェックですね(笑)。それでは最後に、これからお2人が挑戦したいことを教えてください。
伊達:最近、富澤がテレビドラマに出演しているので、どうにか大河ドラマに出させてあげたいなと思います。
富澤:お前、どんな立ち位置なんだよ!!
――富澤さん、伊達さんがこのようにおっしゃっておりますが?
富澤:そうですね、来年からは役者として頑張っていきたいと思います。
伊達:衝撃発言だな。
富澤:ドラマもそうですけど、いろいろな経験をネタに生かしていければと思います。
伊達:頑張ります!
PROFILE
サンドウィッチマン
1998年9月にコンビを結成。2007年「M-1グランプリ」で敗者復活枠から見事グランプリに輝く。近年では、富澤がTBS系テレビドラマ『ごめんね青春』に出演するなど幅広い活躍を見せる。
伊達みきお●だて・みきお…1974年9月5日生まれ。宮城県仙台市出身。A型。
【ブログ】サンドウィッチマン伊達の「もういいぜ!」(http://ameblo.jp/mikio-date/)
富澤たけし●とみざわ・たけし…1974年4月30日生まれ。宮城県仙台市出身。AB型。
【ブログ】サンドウィッチマン富澤の「名前だけでも覚えて帰ってください」(http://ameblo.jp/takeshi-tomizawa/)
DVD情報
「サンドウィッチマンライブツアー2014」
2015年2月4日(水)発売
価格:3,800円(税抜)
<収録ネタ>
エステ/漫才~歯医者~/パンダ/ストリートミュージシャン/哀川頂/漫才~桃太郎~
<特典映像>
〇サンドウィッチマンの体力計っちゃおう企画
〇伊達みきおの強打は本物か?前半
〇伊達みきおの強打は本物か?後半
〇ドーカ堂テレビショッピング
〇DJトミーのオールライトイッポン「運転免許センター近くの写真屋」
〇ライブツアーメイキング
〇DJトミーのオールライトイッポン「ひよこ鑑別師」(DVDのみ特別収録)
〇大友ジュン
●取材/飯倉聖蘭