三谷幸喜脚本・演出×香取慎吾主演のシチュエーション・コメディ『誰かが、見ている』がAmazon Prime Videoにて好評配信中。TV LIFE WEBでは、今作の魅力に迫るべく香取さんのインタビューを前後編にわたり掲載。前編となる今回は、香取さん演じる舎人真一のキャラクター誕生裏話や、長年タッグを組む三谷さんや豪華キャストとの作品作りについてもお聞きしました。(後編はこちら)
のぞき見したいのは吾郎ちゃんの私生活
ブログの写真を拡大して見ちゃいます(笑)
◆香取さんが今作で演じているのは、失敗ばかりで目が離せない、最高にキュートな主人公・舎人真一。バラエティやドラマなどでこれまでさまざまなキャラクターを演じてきた香取さんですが、舎人のキャラクターはどのように誕生したのでしょうか。
舎人は、三谷さんがご自身のお子さんを意識して書かれたキャラクター。5歳ぐらいの三谷さんのお子さんの言動を、香取慎吾が演じたらどうなるのかをイメージして組み立ててくださいと言われました。そこから、大人なんだけど子供のかわいさもあるような、あの髪形に決まって。動きに関しては、台本を読んで現場で自分が動いた時に出来上がった感じ。現場で何となく前歯を出してみた時に、「この感じ、自分のキャラクターにいないな」と思って“隙あらば前歯を出す”ことにしたんです。今までいろんなキャラ物をやってきたから、そういうのがあるんですよ。「このしぐさ、あのキャラでやっちゃってるな」っていうのが(笑)。それを自分の中でリサーチして決めていきました。
◆舎人と自分に共通点はありますか?
舎人みたいに僕も結構家で踊ったりとかしますよ(笑)。気に入ったCMソングがあったらそれが流れたら音楽に合わせて踊ってみたりするので。そういうところは彼に似てそうです。