三浦獠太インタビュー「僕、自分のことが大好きなんです」『シンデレラはオンライン中!』

特集・インタビュー
2021年02月03日

三浦獠太インタビュー

オンラインゲームとリアルの恋愛が同時進行していくFODドラマ『シンデレラはオンライン中!』(フジテレビ 毎週(火)深1・25)に出演中の三浦太君。撮影の感想とともに、役者の道を志した理由など、素の表情も見せてくれた。

僕、自分のことが大好きなんです

三浦獠太インタビュー

◆広木陵は仲間内のムードメーカー的存在ですが、演じる上で意識したことは?

僕も陵と似たような性格ですし、なるべく普段の自分を出せるように意識しました。あとはグループ感を出すため、共演のみんなと仲良くなろうと思って。撮影初日は“おっす!”みたいに入って距離を近づけようと、“おっす!”の練習をしてから現場に行ったんです。でも結局、いざとなったら照れてしまって、普通に「よろしくお願いします」って言いました(笑)。

◆撮影を振り返って印象的だったシーンは?

バスケットボールのシーンが印象深いです。陵はすごくバスケがうまいっていう設定なんですけど、僕自身はずっとサッカーをやってきたので、そもそもバスケは苦手で。だから撮影前に結構バスケも練習したんですけど、全くシュートが入りませんでした(苦笑)。ディフェンス寄りのポジションでしたし、腰の落とし方なんかはサッカーの経験が生きる部分もあったと思います。

三浦獠太インタビュー

◆『シンデレラはオンライン中!』のような、オンラインゲームをきっかけにした恋愛をどう思いますか?

ゲームを通じて、こんな感じで出会うことってあるんだなって驚きました。そういう話は聞いたこともありますけど、いまだに信じられないというか。…というか、恋愛経験自体あまりないんですけどね。今回、僕も恋愛パートがあったらどうしようと思ってドキドキしていたら、全くと言っていいほどなくて。それはそれで残念でした。

◆獠太君自身の趣味や好きなことは?

僕、両親の影響をすごく受けていて。昭和から平成初期にかけてのドラマや音楽、漫画が大好きなんです。だからバスケのシーンを撮影する前は「スラムダンク」を読み直しましたし、音楽も昔の曲が好きだったりします。好きなアーティストはチェッカーズや尾崎豊さん、安全地帯。最近は沢田研二さんがお気に入りです。だから同世代となかなか話が合わなくて。チェッカーズみたいになりたくて、今の事務所に入る直前まで当時の藤井フミヤさんみたいに前髪の一部を伸ばしてたりしましたから(笑)。

三浦獠太インタビュー

◆休みの日はどんなことをして過ごすことが多いですか?

今は新型コロナの影響で行けてないですけど、出かけるのが大好きなんです。カラオケスナックで歌ったり、サウナやスーパー銭湯に行ったり。父と一緒に行くことも多いんですけど、大体サッカーの話になります。好きな選手や僕なりの分析を話したりして。いろいろ意見を言い合うけど、「やっぱサッカーって何が起こるか分からないから面白いよね」っていう結論に落ち着きます(笑)。

◆ずっとサッカーをしていて、俳優業を志したのはなぜですか?

うちは家族全員テレビ好きで、昔からみんながリビングに集まって同じ番組を見ていたんです。だから今度は僕がそういうものを届ける側になりたいなと思って。特に木村拓哉さんのドラマはよく見ていたので、『グランメゾン東京』に出させていただいた時は、めちゃくちゃ緊張しました。特に用事もないのに木村さんの近くをウロウロしていたら、「座れば?」って椅子を用意してくださって。木村さんの優しさに感激しました。

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◆芸能活動を始めて、今どんなことを感じていますか?

何もかも新鮮で楽しいです。テレビだけでなく、こういう取材で写真を撮ってもらえるのも好きですし。僕、自分のことが大好きなので(笑)。あとはこのドラマみたいに同世代の方とワイワイしながら何かを作っていくのも楽しいなと思いました。最初の入り方「おっす!」は失敗しましたけど、撮影を進めていくうちにすごく仲良くなれて。撮影はかなり前に終わっているんですけど、いまだにオンラインで人狼ゲームやったりしてるんです。人狼ゲームってあまりやったことなかったんですけど、みんな、だますのがうまくて、軽く人間不信になりますよ!(笑)僕は結構、顔に出ちゃうから…。

◆今後、どんな作品に出てみたいですか?

長瀬智也さんの作品が大好きで、中でも一番好きだったのが『歌姫』なんです。好きすぎて、舞台版も観に行ったくらい。僕の好きな昭和感が詰まった作品で、いつかこういう作品に出たいと思っているんです。だから長瀬さんともいつか一緒にお仕事がしてみたいし、『泣くな、はらちゃん』で長瀬さんが演じたようなピュアな役柄は挑戦してみたいです。逆に素の自分とは真逆の、めちゃくちゃ最低なヤツ、周りを傷つけまくる役とかもやってみたいですし。

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◆役者以外のお仕事にも興味はありますか?

あります! 音楽は好きなので、歌のお仕事もしてみたいです。作詞にもチャレンジしてみたんですけど、やたらと“レッツゴー!”を連呼するカッコ悪い歌詞しか思い浮かばなくて諦めました(笑)。自分の歌を聞いてもらうというよりは、みんなで楽しめるライブができたら最高ですね。僕の好きな時代の曲を集めた、“三浦太フェス”なんてどうでしょう?

三浦獠太インタビュー

PROFILE

●みうら・りょうた…1997年9月5日生まれ。東京都出身。A型。大学在学中に俳優の道を志し、2020年に本格的に活動をスタート。出演作は『24時間テレビ』内のSPドラマ『誰も知らない志村けん‐残してくれた最後のメッセージ‐』、『4つの不思議なストーリー~超常ミステリードラマSP』など。

番組情報

『シンデレラはオンライン中!』
フジテレビ
毎週(火)深1・25~1・55

原作:顧漫「微々一笑很傾城」
脚本:三浦希紗、萩原恵礼
監督:佐藤さやか、本間利幸 プロデューサー:小林和紘、武田浩子

出演:中村里帆、瀬戸利樹、ついひじ杏奈、山下航平、三浦太、川村海乃、井上想良、川瀬莉子、木下彩音、根矢涼香 ほか

<ストーリー>
オンラインゲーム「天諭」に没頭する大学生の一花(中村)は、ランキング一位のプレーヤー“レオン”と恋に落ちる。レオンの正体は同じ大学に通う朝陽(瀬戸)で、“王子”として学内でも人気の存在だった。リアルでも朝陽と交際を始めた一花だったが、周囲からの嫉妬や誹謗中傷に苦しむ一方、バイト仲間の賢吾(井上)から思いを寄せられる。かたや朝陽の幼なじみである里美(川村)は、朝陽への想いを募らせていて…。

photo/関根和弘 text/小山智久 ヘアメイク/Emiy スタイリング/作山直紀

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