◆劇中で流れる90年代のヒット曲を皆さんが歌っていらっしゃいます。レコーディングしてみていかがでした?
ゆうたろう:僕らが収録のトップバッターでした。プロデューサーの方から「これが基準になるから」とプレッシャーをかけられて、「マジか!!」と思いましたね(笑)。ラジオでペアの李光人君と2人で「ハミングがきこえる」という曲を歌って、ハモリも入っているから打ち合わせで「大丈夫ですかね」と言ってしまうくらい緊張しましたけど、楽しく歌えました。名曲のカバーが歌えるなんてなかなかできない経験だし、全員で歌った「イージュー★ライダー」の奥田民生さんは広島出身で、僕と地元が同じなので、尊敬の念を込めながら歌いました。
深澤:僕は橋本(祥平)君とGAOさんの「サヨナラ」を歌いました。自分が生まれる前に発表された楽曲ですが、もちろん知っていたので、そんな有名な楽曲を歌うことができてうれしかったです。でも緊張もしました。GAOさんが情熱を持って歌っていらっしゃる曲なので、それに負けじと僕も思いを込めて歌わせていただきました。
醍醐:僕はトシ君と同じ曲でした。
立石:「カルアミルク」という岡村靖幸さんの曲を歌いました。僕は初めて聴いた曲だったんだけど、どうだった?
醍醐:僕も初めて聴きました。難しい曲でしたよね。
立石:うん。ミディアムバラードっていうのかな、スローテンポなんです。岡村靖幸さんの歌い方って、すごく特徴があるし、それを僕らがどう歌うのかと思いました。でも歌うことが決まってから僕は「カルアミルク」にハマってしまって。曲を頂いて2日目くらいから毎日リピートして聴いていました。単純にこの曲を知ることができて良かったと思っています。
醍醐:僕は挿入歌を歌うのが初めての経験だったので、僕の歌声が映画の中で流れて大丈夫かなって不安がありました。ラジオをやるようになってから、トシ君のライブを何度か見に行って、上手な歌を間近で見てきたんですね。だからレコーディングでは安心してトシ君に頼りながら歌おうと思って、リラックスした気持ちで臨めました(笑)。