◆山下さんは直井との共通点は?
山下:自分をアゲようとかそういうことじゃないけど(笑)、直井は友達をすごく大事にするので、そこが似てるかなって思います。友達とゲーム開発会社を経営しているんですが、いい意味でお調子者の広木(三浦獠太)にも寄れるし、朝陽(瀬戸利樹)と真面目な話もできるし。って、結果、自分のことをよく言ってるみたいになっちゃった(笑)。
◆ついひじさんは海を演じて、直井のどんなところを好きになったと思いますか?
ついひじ:自由奔放な海ちゃんに対して、直井さんは大人っぽいですよね。デートの場所を決めてくれたり、リードしてくれそうなところにキュンとしたのかなと思います。
山下:ストーリーの流れで海と直井がどんどん仲良くなっていったとしても最終的に尻に敷かれるのは直井だろうなって思います(笑)。
◆山下さんは海みたいな女の子をどう思いますか?
山下:あれだけ愛情表現できるってすごいと思いました。好きな人に真っすぐいける子って今はあまりいないと思うんです。みんなどうしても気持ちを隠しちゃうじゃないですか。好きなら好きって言えばいいのに!
ついひじ:いや、無理でしょう(笑)。それが言えないから恋愛相談があるんです!
◆山下さんは好きってはっきり伝えられるんですね。
山下:いや言えないです!(即答)
ついひじ:え~(笑)。
山下:ドラマを見ている側からすると「ここで言えばいいのに!」ってムズムズするじゃないですか。海ちゃんはそこをはっきり言うのですてきだなって思います。勢いのある女の子も魅力的だと思いました。
◆中村里帆さん演じる一花と瀬戸俊樹さん演じる朝陽の主人公二人の恋愛はついてはどう思いました?
ついひじ:初心者だからこそ悩みながらも二人一緒に成長していけるんだと思います。そういう恋愛、憧れるなって思いました。
山下:直井目線で見ると朝陽はかわいいなって(笑)。初恋を経験して一喜一憂している姿も含め、かわいいなって思いました。
ついひじ:直井先輩は朝陽の親みたい(笑)。何事も朝陽を中心に考え過ぎですよね。
山下:そうなんですよね。でも終盤に朝陽について悩む一花のことを本当に思いやっている海ちゃんに言われて気が付く場面もあります。そこは「いいこと言うな、海ちゃん」と思いました。
ついひじ:そのシーンはすごく緊張してましたよね。
山下:だって二人でちゃんとお芝居をするのはその日が初めてだったから。
ついひじ:私も緊張してたけど、山下さんがそれ以上に緊張していたからリラックスしてできました(笑)。