3月5日(金)より上演される舞台「陽だまりの樹」でヒロイン・おせきを演じる日比美思さん。今回のインタビューでは公演初日を間近に控える彼女の元を訪れ、作品の魅力や稽古場での様子をたっぷりとお伺いしました!
◆「陽だまりの樹」はこれまでにも舞台のみならず、アニメ化やドラマ化もされている話題の作品です。出演のオファーがあった時はどんなお気持ちでしたか?
すごくうれしかったです! これほど大きな舞台に立たせていただけるということはもちろんですが、時代劇に出るのがずっと夢で。「いつかきっと!」という思いも込めて、実は願掛けのつもりで耳のピアスの穴をずっと開けずにいたんです。それだけに出演が決まった時は喜びと幸せでいっぱいでした!
◆どうしてそれほど時代劇に出たかったんですか?
なぜでしょうね…。正直に言うと自分でもしっかりとした理由が分からないんです(笑)。でも純粋にカッコいい武士や和服を着たきれいな女性に憧れがあって。それに子供のころ、学校から帰るとほぼ毎日『水戸黄門』が再放送をしていたんです。それをいつも見ていたというのもちょっと影響しているのかもしれないですね(笑)。
◆実際に稽古をしてみていかがですか?
浴衣で毎日お稽古をしているのですが、それだけでも笑みがこぼれちゃいます。自分で着付けもしないといけないので、教えていただいてからはちょっとだけ自分がレベルアップしたような気分にもなりましたし(笑)。ただ、やはり所作など慣れない動きもあるので大変です。しゃがんだり階段を上り下りする時も美しく見せないといけなかったりして。本当に毎日が新鮮で、全てがお勉強なので、稽古がスタートしてから今日に至るまで時間の流れがあっという間でした。