現在動画配信プラットフォームTELASAで独占配信中のドラマ『主夫メゾン』。専業主夫家庭限定のマンション「メゾン・ド・オット」に暮らす5組のカップルの様子を、オムニバス形式で描くラブコメディだ。今回は、その中で新人主夫・神谷リク役を演じる結木滉星さんにインタビュー。撮影裏話や自身の結婚観、家族観について聞いた。
◆『主夫メゾン』に出演が決まった時の最初の気持ちを教えてください。
僕も、他の主夫を演じる共演者の皆さんも、全員『仮面ライダーシリーズ』『スーパー戦隊シリーズ』といった特撮出身。これまで共演経験はなかったけれど、勝手に仲間意識を持っていたので、撮影するのが楽しみでした。特撮出身の方って、なんか近しい気持ちを感じちゃうというか…無条件に「好き!」って気持ちになっちゃうんですよ(笑)。
◆今作には稲葉友さん、奥野壮さん、磯村勇斗さん、瀬戸利樹さんといった特撮出身の俳優さんが出演されていますよね。実際に共演してみて、皆さんの印象はいかがでしたか?
みんな気さくで話しやすくて、総じていい人でした! 常に自然体でいてくれるので、こっちも自然体で接することができましたね。…と言っても、今回はそれぞれの家庭の話を描いたオムニバスドラマなので、実は共演シーンはあまりないんです。がっつり絡むのは毎話出てくるサウナルームのシーンなんですが、それも一日で全部撮り終えたので。その日は僕がずっとサウナルームにいて、そこに入れ替わり立ち替わりみんなが入ってくる…って状態になってて、それがシュールで面白かったです。サウナのヌシになった気分でした(笑)。
◆結木さん演じるリクはどんなキャラクターですか?
リクは根っから優しいタイプで、奥さんのことを一番に考えているような人。僕だったら言い返しちゃうなと思うようなことを言われても、リクは一回自分の中で飲み込むので、そこは僕とは違うなと思います。回を重ねるごとに他の主夫たちに影響されて考え方が変わっていくので、周囲から愛される、親しみやすい感じを大事に演じました。