◆ゲームを完全再現した衣装も気持ちを高めてくれたのでは?
衣装の力は本当に大きかったです。全てオーダーメードで、私の体にミリ単位で合わせていただいた、世界に一着だけの特別な衣装なんです。私にしか着られないと思うと、より一層気持ちが高まりました。
◆頭に装着している望遠レンズもゲームそのままです。
“グラス”と言うのですが、ポールも受付嬢のビジュアルの中でこのグラスをすごく気に入っていて、「(使うところを)やって」とよく言われていました(笑)。他のキャストの方々にも「それってどうやって見えるの?」と注目されていました(笑)。
◆実際、どう見えているんですか?
そこは、ご想像にお任せします(笑)。
◆撮影を経て、受付嬢により愛着が湧いたのでは?
より一層大好きになりました。「~アイスボーン」だと、受付嬢の衣装が冬仕様になっているんです。それがまたかわいくて、着てみたいなと思いました。
◆受付嬢は映画で最初に登場するという点においても重要なキャラクターです。
台本を開くと最初に受付嬢が出てくるので、大役を任せていただいたとプレッシャーを感じることもありましたが、そのシーンの撮影は中盤で、キャストやスタッフの方々と打ち解けて仲良くなっていたころだったので、大事なシーンをそのタイミングで撮っていただけて良かったなと思いました。
◆クランクインして最初はどんなシーンだったのでしょうか?
ハンターたちと船から降りるシーンでした。私も含めいろいろな国からキャストが集まっていたのですが、ミラ(・ジョボビッチ)とトニー(・ジャー)以外はみんなその日がクランクインでした。みんなも緊張されていたみたいなので、私だけじゃないんだと少し気が楽になりました。それでもめちゃくちゃ緊張しましたけど(笑)。その日の撮影はあっという間に感じて、ホテルに帰ってからもふわふわした気持ちでした(笑)。