田中美海&芹澤優&若井友希&本泉莉奈「アニメとロケ映像を通して、多治見市や陶芸の魅力を体験してください!」

特集・インタビュー
2021年04月02日

美濃焼で知られる岐阜県多治見市を舞台にしたコミック『やくならマグカップも』(通称『やくも』)がアニメ化! 陶芸の世界にのめり込んでいく女子高校生たちを演じるのは田中美海さん(豊川姫乃役)、芹澤優さん(久々梨三華役)、若井友希さん(成瀬直子役)、本泉莉奈さん(青木十子役)の4人。放送開始を間近に控える彼女たちに、作品の魅力をたっぷりと伺いました!

◆“女子高校生×陶芸”という、これまであまりなかった組み合わせの青春ストーリーですが、原作漫画や台本を読んだ時の印象はいかがでしたか?

田中:作風自体はゆるふわ〜な感じで、すごくかわいいんです。そうした中で、陶芸という意外なテーマを扱っていることへのギャップに驚いたのを覚えています。それに、これまで陶芸というと少し難しい世界をイメージしていたのですが、いざ触れてみると色鮮やかな器やバリエーション豊かなアイテムがたくさんあって。“これはきっと、女の子はハマるぞ!”って思いましたね。

芹澤:原作もそうですが、ものすごく物語に引き込まれるんですよね。みんなが土をいじっている姿や姫乃ちゃんが悩んでいる様子がたくさん描かれているんですが、そこに陶芸が持つ温もりが加わることでよりかわいらしさが増していって。

本泉:うん、原作は絵のタッチが繊細で柔らかいから、癒やされるしね。それに、ただかわいいだけじゃなく、登場人物それぞれの葛藤や悩みにフォーカスしたエピソードもあるので、いろんな角度から楽しめる作品になっていると思います。

若井:私は岐阜県出身なので、多治見市はよく知っている街なんです。そこが舞台の作品ということで、“どんなお話なんだろう?”とワクワクして原作を拝見したら、誌面から多治見ののどかさや自然の豊かさがあふれ出ていて。特に多治見って夏の気温がものすごく高いんですが、夏の川場のシーンでは暑さが伝わってきて、“分かる! こんな感じなの!!”ってすごくリアルでした(笑)。

◆そうした中、皆さんが演じるキャラクターたちの見どころは?

田中:(豊川)姫乃に関しては、学校で陶芸をしているシーンはもちろんですが、お家での生活の様子にも注目してほしいですね。学校から帰ってくると、まずお父さんが経営する喫茶店のお手伝いをし、その後はお部屋でゴロゴロしながら、最後はみんなとSNSをして寝る、みたいな(笑)。そうした女子高校生らしい生活の一面をのぞけるのが、私も楽しかったです。あ、それと、お風呂で疲れを取っているシーンがあります(笑)。

若井:お風呂、よく入ってるよね(笑)。

芹澤:(久々梨)三華はアニメになったことで、より個性が出てきたなと感じました。とにかく、よく動く。せりふがないシーンでも、後ろのほうでちまちまちまちまと動いてますし(笑)。ずっとキラキラしているので、アニメでは本当に生き生きとした三華をご覧いただけます!

若井:(成瀬)直子は原作漫画と比べて、すごく印象が変わりましたね。漫画だと物静かな子なのかなと思っていたんです。でも、アニメではよく笑うし、たまに変顔もして(笑)、すごく表情が豊かで。漫画とはまた違った彼女のよさが出ているなと思います。

本泉:直ちゃんは不思議な存在だよね。みんなといつも一緒にいるけど陶芸部に所属しているわけでもなくって。

若井:ね。姫乃の日常はたくさん描かれてるけど、直子だけは普段何をしているのかがよく分からなくて、気づいたらみんなのそばにいる(笑)。そんな彼女の謎に包まれたパーソナルな部分が今後明かされていくのかどうか…こうご期待です!

本泉:(青木)十子も第一印象はクールでした。でも、直ちゃん同様に、アニメではみんなと笑い合ったりと笑顔のシーンがすごく多いんです。それだけに、等身大の女子高校生感が強くなっていて。そうした原作との違いも楽しんでいただけると思います。

◆ちなみに、ご自身の役以外で推したくなるキャラクターはいますか?

芹澤:十子さんが大好きです! アフレコ現場でも、事あるごとに「友達になりたい!」って言ってましたから(笑)。ただ、最終回の直子ちゃんがめっちゃかわいくて…。思わず心が揺れちゃいましたね!

田中:うん、あの直ちゃんはものすごくかわいかった!

若井:ありがとう! うれしいなぁ。

芹澤:ネタバレになるので詳しくは言えないのですが、姫乃ちゃんと会う時の直子ちゃんの喜びの表情が本当にすてきすぎるんです。もし自分が友達にあんな表情をされたら最高だろうなって思いました。

若井:少女漫画に出てくる、恋した女の子みたいな表情をしてたよね。

◆では、そんな直子を演じる若井さんは?

若井:三華って言いたいところですけど…。

芹澤:いい、いい! そんな気遣いは大丈夫だから(笑)。

若井:いや、もちろん嫌いなわけじゃないよ。ただ、やっぱり岐阜出身の私としては、姫乃のおばあちゃんが気になってしまって。ずっと方言だから安心感があるし、もはやせりふを聞いているだけで地元に帰ったような気分になって、泣きそうになるんですよね。あの包み込むような言葉遣いは本当に最高です。しかも、そんなおばあちゃんが実はゲーマーっていうギャップも面白くて(笑)。

田中:ね、おばあちゃん、かわいいよね。

本泉:私がアニメを見ていて、つい目で追ってしまうのは三華ちゃんですね。コミカルで、華やかで。それに動きが派手な分、スカートの揺れ方や髪の跳ね具会が本当にすてきなんです! 癒やしだなぁって思いますね。

◆クラスに1人はいてほしい存在ですよね。

本泉:まさに! ムードメーカーですし、見ているとにこやかになります。

芹澤:ありがとう!

田中:私が思わず推したくなるのは直ちゃんです。

若井:あら、直ちゃん大人気!(笑)

田中:かわいさはもちろん、たまにイケメンになる時があって。

芹澤・若井・本泉:うんうん!

田中:もう、“ショートカット女子、最高だぞ!”って、乙女心的にキュンキュンします (笑。あと、髪形で言えば、回を重ねるごとに三華ちゃんのヘアスタイルが…。

若井:分かる! 三華ちゃんの髪形はぜひ注目してほしい!!

田中:十子先輩のヘアバンドなしバージョンもすごく好きだし。

本泉:あったねー。よく見てるね(笑)。

田中:そうした、女の子たちのいろんな髪形も楽しんでいただけたらと思います。ちなみに、姫乃としてはやっぱりお風呂場での濡れ髪がイチ押しです!(笑)

◆そして、この作品ではアニメの前半パートに続き、後半は皆さんが多治見市の魅力をお伝えするロケ映像が放送されます。

本泉:いろいろ体験させていただきました。おいしいものを食べて、陶芸もさせていただいて、国宝の永保寺にも行かせてもらって。季節をまたいで訪れたのですが、同じ場所でも全然見え方が違って楽しかったですね。

若井:しかも、なんと言っても後半のロケパートは台本がないんです。なので、本当に一切飾っていない素の私たちがそのまま映ってます(笑)。

芹澤:カメラが回ってるという意識も途中からなくなってたしね(笑)。

若井:うん。何をしゃべったかも全然覚えてないぐらい、純粋に楽しんでた(笑)。

芹澤:また、アニメの中にも多治見を象徴するスポットがたくさん登場するんですが、その場所を私たちもほぼ網羅していて。

田中:アフレコ前にロケを終えていたから、“あ、みんなで行ったあの場所だ!”って逆聖地巡礼みたいになってたよね。でも、だからこそ、こうしてアニメと実写を同時に描くことで、より作品にリアリティーを持って楽しんでいただけるのではないかと思います。

◆もう一度行って見たい場所はありますか?

芹澤:支那そばのおそば屋さん! 人生で初めてと思えるくらいの味と食感だったんです。日本で唯一と言えてしまえるほどおいしくて、本当に感動しました!!

若井:うん。あの味は言葉でうまく説明できないから、ぜひ実際に味わってほしい。

田中:1時間かけてゆでてるんだよね。それなのにふわっふわの食感で。みんな、すぐ食べてなくなっちゃってたよね(笑)。

本泉:すごく優しいお父さんがやっていらしてね。それと私は、もう一回陶芸をしてみたいなぁ。ロケではマグカップとお皿を作らせてもらいましたけど、コツが分かってきたあたりで終わりになってしまったのでリベンジしたい!

◆ご自身で作ったカップは実際に使っているんですか?

4人:もちろんです!

本泉:世界に2つとないものですから、愛着がすごいです!

◆また、今作は女子高校生が陶芸に魅了される物語ですが、皆さんが学生時代に熱中していたものはありますか?

若井:私は中3から歌やダンスの養成所に通っていたんです。学校が終わったら名古屋に行って、レッスンする日々で。でもそれがすごく楽しくて、ずっと夢に向かって活動していましたね。

田中:熱中といっていいのか分からないですけど、友達とめっちゃカラオケに行ってました(笑)。試験が終わったらカラオケ、うれしいことがあったらカラオケ、何もなくてもカラオケっていう具合で、ひたすらみんなで歌ってました(笑)。

芹澤:青春だね〜。何をよく歌ってたの?

田中:みんなで湘南乃風とか。

芹澤・若井・本泉:意外!

田中:当時はジャージだったから、みんなではしゃぎまくってて(笑)。今でもたまに当時の友達と集まると再現するんだけど、想像以上に疲れちゃって。みんなで、「あの時は体力が無限だったね」ってしみじみ話してる(笑)。

本泉:私はピアノですね。12年ぐらい習っていたんですが、高校に入って辞めちゃったんです。でも、習っていた時はクラシックばかりで。本当はポップスとか、自分の好きな曲を弾きたかったので、その反動からか自由に弾くようになって。辞めてからのほうがピアノに触れていた時間が長かったですし、夢中になってましたね。

◆芹澤さんは?

芹澤:私は…自分探しです! 日々探求してました。

若井:どういうこと? 自分を見失っていたの?(笑)

芹澤:いや、私は“自分大好き人間”だったから、さらにレベルアップさせるためにひたすら動いている感じだった(笑)。

田中・若井・本泉:すてき!

 

PROFILE

田中美海
●たなか・みなみ…1月22日生まれ。神奈川県出身。A型。主な出演作に『ゾンビランドサガ』(星川リリィ役)、『邪神ちゃんドロップキック』(ランラン役)など。

芹澤優
●せりざわ・ゆう…12月3日生まれ。東京都出身。B型。iRisのメンバー。『トニカクカワイイ』(有栖川要役)、『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』(シェラ・L・グリーンウッド役)など。

若井友希
●わかい・ゆうき…1030日生まれ。岐阜県出身。A型。iRisのメンバー。主な出演作に『八十亀ちゃんかんさつにっき』(只草舞衣役)、『キラッとプリ☆チャン』(緑川さら役)など。

本泉莉奈
●ほんいずみ・りな…2月4日生まれ。福島県出身。A型。主な出演作に『HUGっと!プリキュア』(薬師寺さあや/キュアアンジュ役)、『体操ザムライ』(荒垣玲役)など。

 

番組紹介

TVアニメ&実写『やくならマグカップも』

2021年4月2日(金)スタート CBCテレビ 毎週(金)深055~/
2021年4月5日(月)スタート BS11 毎週(月)後1100~ほかで放送

<STAFF&CAST>
原作:プラネット/日本アニメーション
監督:神谷純
シリーズ構成・脚本:荒川稔久
キャラクターデザイン・総作画監督:吉岡彩乃
声の出演:田中美海、芹澤優、若井友希、本泉莉奈、石川界人、真山亜子、小川真奈、内田彩ほか

© プラネット・日本アニメーション/やくならマグカップも製作委員会

photo/関根和弘 text/倉田モトキ

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<応募締切>
2021年4月16日(金)23:59

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