瀧本:私はB’zさんです! 父の影響で昔からずっと聞いていて。中でも「Pleasure~人生の快楽~」という曲が大好き。メーク中とかに聞くと、気持ちを上げて仕事に臨めます。
市原:僕は一つに絞るのが難しいですが、料理は特に好きですね。食材を築地に仕入れにいくところから始めます。
山崎:えっ!? わざわざ築地まで?
瀧本:すごーい!
市原:魚介類を実際に見て、「これがいい!」と選ぶのも好きで。
山崎:へぇ~!! こだわるなぁ。
市原:人を招いて振る舞うのが好きなんです。ただ、こういう時期なので、最近はできていないのですが。人に喜んでもらうのが好きなんです。
山崎:すごくすてきだ(笑)。
市原:あとはカメラですね。目の前の空間を切り取って共有できるのが楽しいです。
山崎:今回の撮影の合間にも、撮ってくれましたよね。どれもすっごくいい写真で。イッチー(市原)には、その人の自然体の魅力を切り取る才能があると思います。
市原:一番の特等席で芝居が見られるのは役者の特権。その瞬間を撮りたいって思ってしまうんです。育三郎君と美織は被写体として最高だったので、いつも以上にたくさん撮らせていただきました(笑)。
山崎:自分は音楽かな。高校のころから使っているヤマハのアップライトピアノが好きで、部屋で弾き語りをしていると気づいたら何時間もたってしまっていて(笑)。ネットで楽譜を調べながら、気になる曲を片っ端から歌うんです。特に好きなのが、玉置浩二さん。
市原:あ~、いいですよね!
山崎:呼吸の使い方、体の使い方がとにかくすごい方で、日本で一番素晴らしいアーティストだと尊敬しているんです。普通、小さい音で歌う時は、軽く声を出してしまいがちなのですが、玉置さんは小さい音でも大きな音でも、そこに同じエネルギー、同じ圧を込める。だからこそ、聴く者を引き込むエネルギーがとてつもない。すごく憧れます。
PROFILE
山崎育三郎
●やまざき・いくさぶろう…1986年1月18日生まれ。東京都出身。A型。近作にドラマ『私たちはどうかしている』、連続テレビ小説『エール』など。ミュージカル「モーツァルト!」が2021年4月8日(木)から上演。
瀧本美織
●たきもと・みおり…1991年10月16日生まれ。鳥取県出身。O型。近作にドラマ『知ってるワイフ』『運命から始まる恋-You are my Destiny-』『刑事ゼロ』シリーズなど。映画「HOKUSAI」が2021年5月28日(金)公開。
市原隼人
●いちはら・はやと…1987年2月6日生まれ。神奈川県出身。A型。近作に映画「劇場版 おいしい給食」など。映画「太陽は動かない」「ヤクザと家族 The Family」が公開中。また、写真家・映像監督としても活躍中。
番組情報
2021年4月2日、9日(金)テレビ朝日系 後11・15~深0・15ほか ※一部地域を除く
<STAFF&CAST>
脚本:鈴木おさむ
演出:樹下直美
出演:山崎育三郎、瀧本美織、市原隼人、酒井若菜、永井大、石野真子、西岡德馬ほか
<前編(4月2日放送)あらすじ>
この手は人の命を救うためにある―そう心から信じ、一生人は殴らない…と心に誓っていたすご腕心臓外科医・明田光男(山崎)。彼は同じ病院に勤める看護師・豊田秀実(瀧本)との結婚式を1か月後に控え、幸せの絶頂にいた。そんなある日、光男は心臓発作を起こした急患・緒川信彦(市原)の手術を担当。生死の境をさまよう信彦の命を、鮮やかなオペで救う。ところが…。
信彦に、担当看護師として秀実を紹介した瞬間、運命の歯車はあらぬ方向へと目まぐるしく回りだす。なんと、信彦は秀実の高校時代の先輩だったのだ! 秀実が光男と結婚すると聞き、心から祝福する信彦。だが、そのまま何事も起こらないほど、人生は甘くなかった…。光男に思いを寄せる幼なじみ・徳重家子(酒井)が、その会話を盗み聞き! さらには味方の顔をして秀実にすり寄り、信彦に告白するもフラれた過去を聞き出すことに成功してしまったのだ!!
この状況を利用し、一気に光男を奪おうと画策した家子は、こっそり信彦に「秀実が光男のDVに悩んでいる」というデマを流したばかりか、たき付けるように「秀実はまだ信彦のことが好きだ」と吹聴。いっぽう、光男はふと、秀実が信彦のことを好きだったのではないかと勘ぐり始め…!
そんな中、退院の日を迎えた信彦は、病室で2人きりになった秀実を思わず抱き締めてしまう。しかもあろうことか、そこへ光男が姿を現し…!?
●photo/中村 功 text/海老原誠二 衣装協力/Bagutta、BERWICH(市原)
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