映画「バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~」が2021 年4月9日(金)に公開! 本作は3月に放送を終えたドラマシーズン3から続くストーリーということもあり、まさにファン待望の内容となっている。そこでTV LIFE webでは公開に合わせた連続インタビューをお届け。トップバッターを飾ってくれるのは、次世代バイプレイヤーズの濱田岳さんと柄本時生さん。映画の物語を牽引する2人に撮影秘話をたっぷりと伺いました!
◆ドラマシーズン3と今回の映画でお2人は大活躍でした。まず最初に、出演が決まった時のお気持ちから教えていただけますか?
濱田:やはり脇役稼業の身としては、『バイプレイヤーズ』シリーズは夢のあるカッコいい作品という印象がありまして。あの皆さまの中に交ぜてもらえることに、素直に喜びを感じました。
柄本:僕はいろんなところで言い続けているのですが、シーズン1が放送された時、たまたま渋谷のスクランブル交差点で、『バイプレイヤーズ』の皆さんが歯ブラシをくわえている広告を拝見したんです。その時、「自分が50〜60歳になり、こうした作品があれば、僕はこの中にいられるんだろうか」と漠然と思いまして。そうした憧れのようなものもあったので呼んでいただいた時は本当にうれしかったです。
濱田:ただ、ちょっと恐れ多いところもあるんですよね。この作品に出演するということは、つまり「我々もバイプレイヤーズです」と名乗ることになるので、果たしてそこに入ってもいいのかなって。
柄本:そう! そうなんだよなぁ。すごく分かる。
◆でも今回のシーズン3と映画のテーマとして、“元祖バイプレイヤーズ”の皆さんからの「バイプレイヤーズは引き継がれていくものだから」という思いがあり、若い役者さんたちがフィーチャーされているとお聞きしました。
濱田:う〜ん…(いぶかしげな表情)。
柄本:分かんないですよね。あの先輩方の言うことですから。“どこまでが本当かな?”って思っちゃいます(笑)。