◆パティシエ見習いでもありますが、何か準備したことはありますか?
実際にシフォンケーキを作るシーンがあったので、クランクインする前に作りたいなと思って挑戦しました。ただ、とても食べられるものではなくて…。僕はパティシエには向いてないなと思いました(苦笑)。専用の型やハンドミキサーをちゃんと買って、動画サイトなどを見ながら、砂糖なども分量通り入れたんですが、変なものができちゃったんですよね…。
◆スイーツを食べるのは好きですか?
それほど多くは食べないですが、好きです。一番好きなのはクレープ。東京ってクレープ屋さん、すごくあるじゃないですか。初めて上京してきてクレープ屋さんでクレープを食べた時、大人になったなって思いました(笑)。
◆現場の雰囲気はどうでしたか?
健太の部屋のセットは緑がとても多くて、桜井さんに「こういう部屋いいですよね」と話したら、「観葉植物好きなの?」と言われて。「好きです。最近集めていて」と返したら、「いいお店があるから教えてあげる」って。そんな感じで仲良くさせていただいています。でも、芝居の中ではむちゃ振りというか、アドリブで突然食べ物を食べさせてきたりするんですよね(笑)。そういう台本には書かれていない部分についていくのに必死でした(笑)。
◆桜井さんとのお芝居はどうでしたか?
とてもやりやすかったです。撮影も順撮りだったので、物語が進むにつれて自分の中でも希恵さんに対する恋心とか、愛しいと思う気持ちを作りやすい環境でした。桜井さんも「やりやすいようにやって」と言ってくださって、頼もしかったです。自分の中ですごく大事なシーンがあったんですが、その時は「黒羽君が動きやすいようにするから」って。テンポなども大事だったので、いろいろ動き回らせてもらって楽しみながら撮影できました。実は撮影初日にセットを壊してしまうハプニングもあったんですけど…(笑)。