◆そのハプニングで、さらに関係性も縮まった?
そうですね。桜井さんや他のキャストさんもそうですが、何よりスタッフさんが温かくて、常に笑いのある現場でした。撮影スケジュールはタイトでしたが、楽しく充実した日々を送れて。クランクアップしてしまって、正直寂しい気持ちです。
◆この作品に出演して、ご自身の恋愛観に変化などはありましたか?
言葉や行動でちゃんと示してあげないと女性は不安なんだなと、あらためて考えさせられました。あと、結婚というのは尊いもので、愛しい人と一緒にいられる時間ってすごく貴重なんだなって。僕はもともと結婚願望がありますし、結婚生活に憧れを持っていて。年齢を重ねていくにつれて、地元の友達も続々と結婚していってて。昨年、12~13歳ぐらいから仲の良い友人のカップルが、10年間付き合って結婚したんです。その時に僕が婚姻届の証人をさせてもらったんですけど、緊張しました。印鑑を押すところとか、書き間違えたらどうしようって(笑)。
◆ちなみに黒羽さん自身は、年上女性との恋愛はありですか?
僕は甘えん坊なところがあるので、年上女性はありですね。年上なのに少し弱かったり、ちょっと頼りない部分などを見たら、「おっ!」と思っちゃいますね。ギャップってずるいですよね(笑)。守ってあげたくなっちゃいます。
◆今回年下男子を演じみて、どんなところが面白かったですか?
年上女性を振り回すのが面白かったです。思わぬ発言とかで、相手を「え?」と思わせるところがあって。内心、僕も“健太は何でこんなこと言っているのかな?”って思ったりしました。でも、それが年下らしさなのかなと思って演じていました。