ニュース番組『Nスタ』(TBS系)にホラン千秋さんがキャスターとして加わってから、この春で5年目に突入。すっかり夕方の顔となったホランさんに、日々の生放送の中でキャスターとして大事にしていること、また『Nスタ』メンバーとのチームワークについてお話をお聞きしました。
◆『Nスタ』のキャスターに就任し、この4月で5年目を迎えました。
これまでの4年間を振り返ると、当然ながら、ひと言では言い表せないほどさまざまなことがありましたね。“報道”というくくりで語るにしても、新型コロナウィルスのように継続的にお伝えしていくニュースもあれば、その日に起きた突発的な事件などをいち早くお届けしていくこともありますから。週5日で番組に携わっていると、“こんなにもいろんなことが世の中では起きているんだな”と感じさせられます。
◆そうした中で、ホランさんがキャスターとして大事にしているのはどんなことですか?
自分の発言に対して、“短く、簡潔に、分かりやすく”というのはいつも意識しています。といっても、それが本当に難しいんですけど(苦笑)。言葉が足りないと誤解を生みかねないですし、だからといって、説明が長くなるとコーナーの時間内に終わらなくなってしまいますから。また、いつどのタイミングで意見を求められてもいいように、常に自分の答えを用意しておくことも大事にしていますね。以前、別の番組で坂上忍さんに鍛えていただいたことなんですが、その経験がすごく今に生きているのかなと思います。