『泣くな研修医』木南晴夏がクールな外科医を好演中!研修医の物語に自身を重ね「懐かしく、うらやましい」

特集・インタビュー
2021年05月01日

◆最後に、この作品を通じて伝えたいメッセージをお願いします。

この作品の魅力は、何と言っても研修医4人が繰り広げる爽やかで、ちょっとかわいらしい成長物語。人生の岐路に立っている人が、何を選択し、どう生きていくか。私自身は、その姿をどこか懐かしく、そしてちょっとうらやましく見ているのですが、同じような感情になっている方も少なくないのではないかと。何より、実際に今、人生の岐路に立っている人は、感じるものがあるのではないでしょうか。この作品では、お医者さんの世界が描かれていますが、心の動きや葛藤といった部分は、どの仕事でもきっと同じはず。それぞれ自分を重ね合わせながら、キラキラした青春群像劇を楽しんでいただけたらと思います。

PROFILE

木南晴夏
●きなみ・はるか…198589日生まれ。大阪府出身。A型。最近の出演作に、ドラマ『セミオトコ』『トクサツガガガ』、映画「おとなの事情 スマホをのぞいたら」「マチネの終わりに」「アルキメデスの大戦」など。現在、『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)にも出演中。

番組紹介

 『泣くな研修医』
テレビ朝日系 毎週(土) 後11001130

STAFFCAST
原作:中山祐次郎
脚本:樋口卓治
演出:豊島圭介、朝烏ツワ子、小松隆志
出演:白濱亜嵐、木南晴夏、野村周平、柄本時生、恒松祐里、木村昴、山口智充、高橋和也ほか

(第2STORY
牛ノ町総合病院に救急要請が入る。親子3人が乗っていた車が高速道路で事故に遭い、10歳の男の子、山下拓磨(潤浩)が腹壁破裂の重症で運ばれてくることに。呼ばれた隆治(白濱)は、緊張しながらも気合が入るが、いざ苦しむ拓磨を前にすると、周りの先輩医師や看護師がきびきび動くなか何もできず、いいのは返事だけ。さらに手術室でも余計な動きばかりして、佐藤先生(木南)と岩井先生(高橋)に無視され、挙句の果てには手術直後には傷跡を見て気絶してしまう。それでも同期には、いつものように見栄をはって、いかに自分が活躍したかを語り、滝谷(柄本)が感心する一方で、川村(野村)とくるみ(恒松)は聞き流す。が、実際は自分の現状を分かっている隆治は、悩みながらも母親に心配をかけないため、元気で頑張っているとメールをする。
そんな中、拓磨の父親・武(木村)が病院内でオロオロしている姿を見つける。自分は腕の骨折ですんだ武は、息子のことが心配で隆治を質問攻めにし、焦った隆治は「ここ数日が山場」と伝えてしまい、武をどんどん不安にさせる。

photo/映美 text/海老原誠二

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