◆この作品を通して、どんなことが伝わったらいいなと思いますか?
コロナ禍の今、それぞれの持ち場で頑張っていらっしゃる医療従事者の皆さんに感謝の気持ちが少しでも届いたらいいなと。ドラマを見ている余裕はないかもしれませんが、仕事の合間の話題の1つにでもしていただけたら本当にうれしいです。
PROFILE
野村周平
●のむら・しゅうへい…1993年11月14日生まれ。兵庫県出身。AB型。最近の出演作に、ドラマ『アプリで恋する20の条件』『DIVER-特殊潜入班-』など。WOWOWのレギュラー番組『HI-FIVE~URBAN SPORTS for LIFE~』では特技を生かしてMCにも挑戦中。
番組紹介
『泣くな研修医』
テレビ朝日系 毎週(土) 後11・00~11・30
(STAFF&CAST)
原作:中山祐次郎
脚本:樋口卓治
演出:豊島圭介、朝烏ツワ子、小松隆志
出演:白濱亜嵐、木南晴夏、野村周平、柄本時生、恒松祐里、木村昴、山口智充、高橋和也ほか
(第3話STORY)
隆治(白濱)は、胃がんで入院している87歳の患者・森山から聞き取りを行い、病状を含めた情報収集する業務(=アナムネ)を任される。でも、認知症でもある森山に何を聞いても隆治は会話にならず、結局看護師の吉川(西尾まり)が事前にヘルパーに聞いていた情報をもらうことに。その情報を基に、今後の治療方針を決めるカンファレンスで隆治は治療方針を提案するが、先輩医師たちは森山の年齢や認知症などの状況を考え、手術を行わず、BSCでいく方針を決める。納得のいかない隆治は、森山に申し訳ない気持ちに。そんな中、森山が夜、ベッドに立ち上がって転倒してしまう。認知症の森山は、その後ベッドに拘束されてしまうが、隆治はなぜ森山が立ち上がろうとしたのかが気になり…。
いっぽう、くるみ(恒松)は、担当する頭部にがんが見つかったシングルマザーの患者が、治療をすれば根治も目指せるのに、娘の中学受験まで待ってほしいと言われてしまう。先延ばしにすればリスクが高まるため、なんとか説得して治療を行いたいが…。
●photo/映美 text/海老原誠二