◆聞いているだけで大変そうです。
広瀬:ハードな練習をいっぱいやりました。キックの回数を1回、2回、3回とどんどん増やしていく練習もしました。軸の力を高めていくためだけど、訳が分からないと思いながら…。結構トラウマになりました。
永野:それ…私は回避しました。
広瀬:…うそでしょう?(笑)
永野:それより作品の中のアクションパートが長いので、そっちの完成度を上げたいですと言って。
広瀬:言われるがままに練習してた…。回避すれば良かった!(笑)
永野:きっと広瀬さんは体力があるからですよ! 私に体力がないのを分かっていたからそうなったんだと…。
広瀬:その練習はプロのスタントの方がやっても倒れそうになるくらいハードだって言ってました。最終的には私のおなかにプロテクターをつけて「蹴ってほしい」とお願いして、おなかを蹴ってもらって耐えてました。どんどん自分のM心がうずいてきたんですよね(笑)。
永野:そんなハードなことを(広瀬さんは)されていました!(笑)
◆アクションシーンは相手がいるから、最初は遠慮してしまうという話も聞きますが、お2人はいかがでした?
広瀬:当たったら当たっただって気持ちでした。
永野:広瀬さんは「当たったら当たったで大丈夫だから!」って最初の練習の時に言ってくださったので心強かったです。弱々しくやるほうがお互い嫌だなと思って、思い切ってできた部分はありましたね。
広瀬:練習でおなかを蹴ってもらっていたくらいだから、何でもできる気がしてました(笑)。