BiSインタビュー「曲を出せば出すほど、どんどん伝えたいという気持ちが増している」

特集・インタビュー
2021年05月28日

トギー「今だからこそ直球で行きたいっていう気持ちもある」

◆カップリングの「LOVE」はアッパーで、「TOUCH ME」とは真逆のような印象ですが。

ティ部:最高ですよね。この2曲を両A面シングルとして出せることが本当にうれしくて。BiSは今まであまりストレートに愛を伝える歌詞がなくて、MCでもそういうメッセージを言ってこなかったんです。でも(この曲では)“愛”という言葉を直接使うことによって、本当にストレートに届けられる。簡単に言える言葉でもないし、この曲だから伝えられる愛があると思うし、今の状況だから伝えたい愛があるということを届けられるのがすごくうれしいなと思います。

ネオ:歌詞だけを見るとちょっと重い気もするんですけど、このポップで盛り上がるサウンドに乗ることですごくハッピーになれる曲だなと思います。本当にフワッと解き放たれて、すっきりするような曲ですね。

◆明るい曲調でありながら、深い歌詞にもなっている。

ティ部:愛だけが欲しい人は、こんな歌詞を書けないですよね…。

ネオ:本当にそう!

チャント:たとえば小さな愛をもらうにしても、(自分が)大きい愛をあげない限りもらえないと思うから。愛されるために、もっと大きな愛を届けられるような人になりたいなって思いました。

◆自分自身にもそう思わせてくれる曲というか。

ネオ:ここでこう言っちゃっているから、もう有言実行しないと。

トギー:あと、冒頭の“がんじがらめ生きてる”からの歌詞は、今がどん底の人に“まだまだ行けるぜ!”みたいな勇気をくれるものだなと思っていて。自分がつらかった時とかに重ねて聴くとすごくうれしくなるし、頑張ろうと思える部分ですね。

チャント:私はこのパートの最後が“息を吸い込んだら吐きだせ!”なのがすごく良いなと思っていて。“行け!”とか“行こう!”と言われるよりも、前に進みたくなるような言葉だなと思うんです。

ネオ:確かに。深呼吸みたいな意味なのかな。

チャント:そう! 深呼吸したくなる! ここからの疾走感のあるメロディもすごく好きですね。

ティ部:“ここから始まる”って感じがする。

トギー:“行くぞ!”っていう気持ちになれますね。

◆今回の2曲は、どちらもゴールは前向きという部分で共通しているように感じます。

ティ部:そうですね。全部受け止めた上で、前を向く感じの曲になっています。

トギー:今までのBiSの曲とちょっと違うのは、歌詞が直接的で1回読んだら分かるというところだと思っていて。誰が聴いても意味が分かる曲って、(BiSでは)わりと珍しいんです。今だからこそ直球で行きたいっていう気持ちもあるので、思いが通じ合ったら良いなと思っています。

トギー
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