BiSインタビュー「曲を出せば出すほど、どんどん伝えたいという気持ちが増している」

特集・インタビュー
2021年05月28日

ティ部「やればやるほどライブが好きなことを実感できている」

◆リリース後には、全国ツアーも発表されていますが。

ネオ:今回は3か月にわたる全国ツアーで、今まで行ったことのない場所も多いんです。初めて会える人たちもたくさんいるだろうから、とにかく楽しくやりたいし、いつもとは違うツアーにできたら良いなと思っています。今はライブで声も出せないし、なかなか研究員とコミュニケーションも取れない状況が続いていて。そういう中でも本当に楽しませてあげられたら良いなと思っているので、ツアーまでにみんなでいろいろと話し合っておきたいですね。

ティ部:これまでにも無観客だったり、マスクをしている状態の研究員と一緒にライブをやったりしてきて。それでもやっぱりやればやるほどライブが好きなことを実感できているし、曲を出せば出すほど、どんどん伝えたいという気持ちが増しているんです。自分たちにはどうしようもないことかもしれないけど、機会があるのであればそこに全力を注いで、伝えられるものは伝えていきたいし、自分たちが感じられるものを感じていきたいと思っています。

◆こういう状況になって、よりライブへの思いも高まっている。

チャント:「ARABAKI ROCK FEST.20th × 21」が中止になって、その代りに生配信された「THINK of MICHINOKU」という特別企画に私たちがトップバッターとして出させていただいた時に、出番以降のライブを全て観させていただいたんです。出演するバンドさんの曲を事前に聴いたりして予習してはいたんですけど、音源で聴くのと生で聴くのとでは本当に違うんだなというのをそこで改めて実感して。

◆ライブを観たことで、その魅力を再認識したと。

チャント:自分たちがライブをやっているだけだったら絶対に気付けなかったけど、実際に現場で聴いたことで“こんなにも違うんだ!”と感じて、“ライブってやっぱり特別な場所だな”ということを再確認できたんです。もちろんツアーに来れない人も多いと思うんですけど、来てくれた人たちにはライブでしか味わえない空気感や音を楽しんでもらえるようにしたいと思っています。

トギー:やっぱり今はまだライブに行けないっていう人もいると思うんです。そういう人たちに対しても今回の2曲はすごく寄り添ってくれると思うから、ライブで会えなくても曲を聴いて、いつか会える日を待っていてくれたらうれしいなって思います。

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<PROFILE>

BiS
●びす…英語で“Brand-new idol Society”の略/日本語で“新生アイドル研究会”。2010年にグループ結成し、全裸PVを始めとする破天荒なプロモーションで世間を賑やかす。目標の“日本武道館”ワンマンを諸事情により断念し、2014年に横浜アリーナで解散。その後、再結成をするも2019年5月11日にマイナビBLITZ赤坂ライブにて2度目の解散。
第3期BiSオーディションを実施し、応募総数2,000名を超える中、音楽活動経験がない“素人”だけで構成された第3期BiSの活動がスタート。活動開始半年間で、“モザイクMV”、”200km駅伝”、”24時間ライブ”など、BiS伝統の過激な企画を経験しながらフルアルバム2枚とシングル1枚をリリースし、音楽業界に大きなインパクトを与える。
コロナ禍でも、ゲリラでの新曲発売や同じ楽曲を101回連続でパフォーマンスするドキュメンタルMVを公開するなど、泥臭くもエモーショナルな活動を展開し、勢いは加速し続けている。
“日本武道館”という夢の続きは、第3期BiSに託される。

イトー・ムセンシティ部
●いとー・むせんしてぃぶ…天性の“セクシーヴォイス”でBiSのエモーショナルな楽曲に華を添える、新潟出身の18歳。153.5cm。

チャントモンキー
●ちゃんともんきー…BiS楽曲のほとんどの振り付けを担当。福岡出身で“チャットモンチー”信者の18歳。160.5cm。

トギー
●とぎー…超人的な体力と元気でグループを支える京都出身の18歳。148cm。

ネオ・トゥリーズ
●ねお・とぅりーず…圧倒的な歌唱力を誇り、世界的歌姫“マライア・キャリー”の最高音の半音下(hiG#)まで地声で操る東京出身の18歳。150cm。

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