現在放送中の連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合ほか)で、ヒロイン・百音(清原果耶)の幼なじみ・及川亮役を演じる永瀬廉(King & Prince)さん。“りょーちん”の愛称で親しまれる亮は、高校を卒業後すぐに地元・気仙沼で漁師見習いとして漁船に乗り始めた青年だ。
イケメンで運動神経抜群、気配りもできる性格でとにかくモテるが、本人にはその意識がなく、百音らにも「そういうとこだよ」と呆れられるほど。そんな完璧にも思える彼だが、父・新次(浅野忠信)との関係は重たく息苦しい。ふと亮の表情に影が差す、その瞬間に心ひかれた人も多いのではないだろうか。
「モテる部分の役作りはいらなかったです」と冗談を言って笑う永瀬さんに、朝ドラ初出演となる本作への思いや漁師役を演じること、幼なじみたちとの撮影エピソードについてお話をお聞きしました。
永瀬廉インタビュー
◆朝ドラ初出演ですが、決まったときのお気持ちを教えてください。
朝ドラのオーディションを受けることができただけでもうれしかったので、落ちてもしょうがないという気持ちで全力投球で挑みました。まさか受かるとは!と驚きましたし、素直にうれしかったです。朝から見ていただくドラマですし、やはり朝のひとつの楽しみですよね。
◆台本を読んで、どのように感じられましたか?
人との繋がりが深く濃く描かれていて、いまの僕たちにも繋がると思いました。家族ではない、でも家族のように接してきた幼なじみたちをどうにかして助けてあげたいと思えるシーンがあって、亮たちのような関係の幼なじみって素敵だなと思います。
◆漁師役を演じることについてはいかがですか?
クランクインの前日に漁師見習いの作業を教えていただいたのですが、すごく難しかったです。特に船と岸をロープで結ぶ、という作業がとても大変で! 漁師さんの生活など含め、本当に尊敬するなという気持ちになりました。
◆トランペットを劇中で披露されているのも新鮮な姿です。
トランペットは初めて吹きました。先生とマンツーマンで練習して、音はすぐに出たんですけど、音の高低の切り替えとか息の吐き方とかが難しくて。幼なじみ全員で合同練習したのは面白かったです!
◆幼なじみたちとのシーンはいかがでしたか?
第3週で海岸に行ったシーンは、劇中同様に早朝に気仙沼の空気を感じながら撮影したので、青春っぽくて楽しかったです。本当の幼なじみみたいにわいわいしていますよ。役のキャラクターとそんなに変わらないですね。
番組情報
連続テレビ小説『おかえりモネ』
NHK総合ほか
毎週月〜土曜日 前8・00〜8・15ほか
©NHK