日向坂46・影山優佳「サッカーを楽しむ1歩目をサポートさせていただけたら」アニメ&映画『さよなら私のクラマー』

特集・インタビュー
2021年06月11日

◆この作品にご自身が関わることについてはどんな気持ちですか?

私自身、女子サッカーがもっと盛り上がるような活動をしていけたらと思っていたところだったので、こういう形でお手伝いをさせていただけるのはすごくうれしいです。この活動を通して、女子サッカーのことをたくさん勉強していきたいと思っています。メンバーも漫画やアニメが好きな子が多いというのもあって、みんなすごく応援してくれています。

◆女子サッカーについては今どんな思いがありますか?

ワールドカップを優勝した年と比べると、女子サッカーがニュースで取り上げられることがかなり少なくなってきたと感じています。やっぱり人に見られることによって、選手はモチベーションが上がると思うんです。なので、女子サッカーが少しでも人の目に止まって、応援してもらえるような環境になればいいなって。私はありがたいことにこうしてアイドルの活動をさせていただいていて、番組やブログで発信する場がたくさんあるので。今回プロジェクトの応援マネージャーというお話を頂いて、一人でも多くの人に女子サッカーの魅力を知ってもらえるようにしたいと思っています。特になでしこリーグにはいろいろな特徴の選手…しかもこれからの活躍が期待できる、応援したくなる方がたくさんいらっしゃる印象があります。今から見てもすぐにハマることができる要素がたくさんあると思います。

◆放送中のテレビアニメでは声の出演も。アフレコの感想を教えてください。

声だけでお芝居をするのは、私自身初めての経験でした。経験者の丹生明里には、“きっと楽しいと思いますよ”と声をかけられましたが、本当にそのとおりで。現場では、言葉として口に出すところと心の中でしゃべるところの違いなど、強弱や抑揚の付け方を意識しながらやらせていただいたんですけど。台本にビックリマークしか書かれていないところがあって、それを表現するのが一番難しかったです。

◆演じたキャラクターについての印象は?

海老名あやめちゃんは、物事を俯瞰で見る冷静さがありつつもハートは熱いキャラクター。私もプレーしていた時に、心の中で“フィジカル(体の強さ)で男の子に負けたくない!”と思っていました。なので、そこは似ているかなと思います。

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