◆お気に入りのセットはありますか?
青葉家のお部屋は、「北欧、暮らしの道具店」の佐藤店長のお家なんです。すごいかわいくて、こんなお家に本当に住んでいるの? ってぐらい。いつかあんなお家に住みたいです。観葉植物やお花がいっぱいあって、果物がお皿に飾られていたり。観葉植物は好きで自分の家にも置いているんですけど、全然レベルが違いました(笑)。今はあまり物を置かないようにしているんです。欲しいものはたくさんあるんですけど、とりあえず最低限の物だけで、常に掃除できるように床に物を置かないようにしていて。もうちょっと頑張って広いお家に住めたら、自分の好きなものを集めたいなって思っています。
◆劇中にはおいしそうな料理も登場しましたが、特に印象に残っている料理はありましたか?
そうめんですね。つゆがおいしすぎて、最初食べた時びっくりしました。あとは、ソラオ(忍成修吾)さんが作るタコスもいろんな種類があって、すごくおいしかったです。
◆出来上がった作品を見ていかがでしたか?
自分が映画を見て、いろんなキャラクターに触れて救われた経験があるんですね。出来上がった作品を見たら、優子がそういう存在に見えてきて、この映画を見て優子に救われたって思ってくれる人がいるんじゃないかなって思いました。そう考えたら、夢がかなった気がしてすごくうれしいし、自分が大きなスクリーンにずっと映っているという経験はなかなかなかったので本当にありがたい気持ちでいっぱいで。試写の後、監督に泣きながら「ありがとうございました」とあいさつしました。
◆映画に救われた経験があるということですが、一番心に刺さった映画はなんですか?
いろんな映画とか本を読むことで現実逃避になっていた感じなので、特別にこれっていうのがあるわけではないんですけど、映画を好きになったきっかけというか初めて人に勧められてちゃんと見た映画は「時計じかけのオレンジ」ですね。映画ってこういうものなんだって最初に感じた作品です。それが中学2年生の時で、それまで映画とかあんまり見たことなかったので衝撃を覚えています。