猪塚健太インタビュー「素の僕は、チャラさとは無縁なんです」『高嶺のハナさん』

特集・インタビュー
2021年06月19日

◆夜遅くまで撮影をすることもあったとのことですが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

いつも和やかでしたよ。やっぱりコメディ作品ですし、メインキャストの4人がそろう日も多かったので、待ち時間はいろんな話をしながら楽しく過ごしていました。特に泉さんは実際にお会いするまではクールな方だと思っていたんですけど、話してみたら本当に気さくでいつも笑顔。カメラが回っていない時でもみんなに話しかけて場を和ませてくれたり、モニター越しに笑わせてくれたりして、現場を和やかな雰囲気にしてくださいました。その雰囲気はきっと画面越しにも伝わっているんじゃないかなと思います。

◆猪塚さんはメインキャストの4人の中ではどんなスタンスでいることを意識されていますか?

今回チャラい役ということもあって、僕はそれぞれ個性的なキャラクターの4人をつなげる“円滑材”のような存在でいようと思っていました。小越君が人見知りということも僕は知っていたので「泉さんに自分から話しかけにいっておいで!」と声を掛けたり、4人がそろった時はみんな疲れているとは思うんですけどなるべくたわいもない話ができるような話題を振ったり。あとは苺役の香音ちゃんは撮影が始まった当初はまだ19歳でドラマの現場もあまり慣れていないと思ったので、みんなが居やすい雰囲気にしていきたいなと。自分なりにですが意識して日々過ごしていました。 

◆だから抜群のチームワークが作品を通して伝わってくるんですね。

 だとしたら僕はすごくうれしいです。

◆では最後に、最終話に向けての見どころやチャラ田の注目してほしいポイントを教えてください!

回を重ねるごとにどんどんコメディ具合がエスカレートしながらも、一歩一歩、着実に距離を縮めていく華さんと弱木の恋愛模様をぜひ皆さんに最後まで見届けていただきたいなと思います。そこに割り込んでくるチャラ田は、チャラチャラしているし見ていてウザいなという時もありますが、当て馬としてしっかり役割を果たそうと思っているので(笑)、そこもぜひ楽しみにしていただきたいです。チャラ田が彼なりに恋愛をしていく様子や、心情が変わっていくさまなど、チャラいだけじゃない彼の成長にも注目していただきたい。でも、とにかく笑って楽しめる作品なので、シンプルに皆さんには楽しんでいただきたいです。

PROFILE

猪塚健太
●いづか・けんた…1986108日生まれ。愛知県出身。AB型。最近の出演作にドラマ『サロガシー』、映画「劇場版ポルノグラファー〜プレイバック〜」、舞台「私の頭の中の消しゴム 12th Letter」(オンライン配信)など。

番組情報

真夜中ドラマ『高嶺のハナさん』
BSテレ東 毎週(土)深000030
テレビ大阪 毎週(土)深0・56~1・26

(STAFF&CAST)
原作:ムラタコウジ 脚本:岡庭ななみ、宮本勇人
監督:内藤瑛亮、堀江貴大、高杉考宏、塚田芽来
出演:泉里香、小越勇輝、香音/猪塚健太

公式サイト:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/takanenohana/

©「高嶺のハナさん」製作委員会2021

text/山村千晴

 

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